5月30日から6月2日まで、自身初のイギリス旅行へと出かけてきました。
目的はもちろん、6月1日にリバプールで行われるポール・マッカートニーのライブを楽しんでくることですが、もう一つ!、ビートルズゆかりの地を訪ね、彼らの息づかいを感じ、よりコンサートを感動的に楽しもう!、とあちこち周ってきました。
写真も撮りまくってきたので、いくつか掲載します。
今回は汗のロンドン編です。
ロンドンに着いたらやはり、というか必ず行ってみたかったのがアビーロード。
これはもうファンなら同じ心境だと思うのですが、ビートルズにとりつかれたなら一生に一度は行ってみたいと思う場所のひとつ。
地下鉄を乗り継いで地上に上り、ゆるい坂道を下っていくこと数分間。
交差点が見えてくると、右手に小さな横断歩道が見えてきました。
そして何やら横断歩道の上で、明らかにはしゃいでいるカメラを抱えた観光客達の姿が・・・。
もしやここが?。
正直、第一印象は「フツ~の横断歩道やんか」。
とても世界一、アルバム・ジャケットを通じて人の目に触れた横断歩道とは思えない・・・。
でも、でも、近づいて行って横断歩道を正面にすえて立ち、まっすぐ通りのかなたまで見渡してみると・・・、そう、そこにはあのジャケットの世界が立ち現れてきたのです!。
つま先からジワ~っと頭のてっぺんまで、鳥肌がさざ波たってくるのがわかる。
「あ~・・・、ついに来ました・・・」って。
たまたまこの時間、空は晴れわたり、あたかもあのジャケット写真に刻み付けられたような青に包まれたこともあって、左奥のアビーロード・スタジオからメンバーがフラッと出てきそうな気がした・・・。
感動でしばらく立ちすくむ・・・いや、立ちすくんで感傷に浸りたかったけど、フツーに車の往来が多い!、っていうか激しいっ!、ボンヤリしてたら轢かれるっ。
そうだよな、ここに住んでる人達にすりゃ普通に生活道路だもんなあ。
トップの写真はじっとチャンスを待ってようやく撮れた一枚。
左脇に停まってる車がマツダのデミオじゃなくてフォルクス・ワーゲンだったらなあ・・・。
ここを4人が渡ってったワケですね。
そして横断歩道の脇にあるアビーロード・スタジオ。
ここの地下の第2スタジオで数々の名曲たちが録音されていったんだと思うと・・・、いちいち感動してしまう。
スタジオから歩いて4,5分のところにあるポールの家。
当時はここから歩いてスタジオに通ったりしたのかな。
うしろ髪をひかれながらアビーロードを後にして向かったのが、メリルボン駅。
そう映画「ハード・デイズ・ナイト」のロケ地。
映画冒頭で4人が駆け抜けていくシーンはここかな?。
この駅脇の小道「ボストン・プレイス」。これまた冒頭で、駆け抜けるジョージが思いっきりコケるシーンでおなじみですね。
場所は変わってここは、ハマースミス・アポロ裏の非常階段。
ここも「ア・ハード・デイズ・ナイト」中で「キャント・バイ・ミー・ラヴ」が流れるとともに4人が駆け下りるという、印象的なシーンが撮られた階段です。
今度はロンドンの中心街、サビル・ロウ。
旧アップル・ビル(左から2番目のビル)。
ここの屋上で、伝説のルーフトップ・コンサートが開かれたんですねえ。
映画「レット・イット・ビー」から、ジョンとヨーコがロールスロイスから降りてきてビルに入っていくシーン。
入り口の様子もほぼ当時のまま。今は使われていない様子。
真下からルーフトップを見上げてみる。
あの上から「ゲット・バック」が鳴り響いてたんだ・・・。
途中リンダ・マッカートニーの写真展も楽しみつつ・・・。
ポールのMPLオフィス。
ジョンが66年、コメディ番組に出演した時に案内係に扮した公衆トイレ。
ロンドンの象徴、エロス像。特にエロスは感じなかったです。
最後は、ロンドンの中心から西に離れた場所にある、チズウィック・パークへ。
ここは「ペイパー・バック・ライター」、「レイン」のプロモーション・フィルムが撮影された場所なわけなんですが・・・。
探しに探してようやく辿り着いた園内に足を踏み入れると・・・。
思わず「何なんですか、ここは・・・。」と言葉を失いそうになった。
プロモを撮影した当時とほとんど変わってない!。
今日これまで周ってきた場所はどこも、4人の痕跡を感じさせてくれるのに十分なほど変化のない場所が多かったわけだけど、ここはまるで、さっき撮影を終えて、「メンバー、スタッフともにもう撤収していきましたよ・・・」、みたいな生々しい空気感までも感じられる。
広い庭園内を包む静寂さが一層、「祭りのあと感」を際立たせてるとでも言うのか。
こちらも撮影に使われた園内の植物園。
今は残念ながら廃墟のような状態だった。
バンド単位で行く人達がいれば、ここでフォト・セッションなんかしてみるのも面白いんじゃないでしょうか。
とりあえずここまでがロンドン編。
次回は涙のリバプール編です。
目的はもちろん、6月1日にリバプールで行われるポール・マッカートニーのライブを楽しんでくることですが、もう一つ!、ビートルズゆかりの地を訪ね、彼らの息づかいを感じ、よりコンサートを感動的に楽しもう!、とあちこち周ってきました。
写真も撮りまくってきたので、いくつか掲載します。
今回は汗のロンドン編です。
ロンドンに着いたらやはり、というか必ず行ってみたかったのがアビーロード。
これはもうファンなら同じ心境だと思うのですが、ビートルズにとりつかれたなら一生に一度は行ってみたいと思う場所のひとつ。
地下鉄を乗り継いで地上に上り、ゆるい坂道を下っていくこと数分間。
交差点が見えてくると、右手に小さな横断歩道が見えてきました。
そして何やら横断歩道の上で、明らかにはしゃいでいるカメラを抱えた観光客達の姿が・・・。
もしやここが?。
正直、第一印象は「フツ~の横断歩道やんか」。
とても世界一、アルバム・ジャケットを通じて人の目に触れた横断歩道とは思えない・・・。
でも、でも、近づいて行って横断歩道を正面にすえて立ち、まっすぐ通りのかなたまで見渡してみると・・・、そう、そこにはあのジャケットの世界が立ち現れてきたのです!。
つま先からジワ~っと頭のてっぺんまで、鳥肌がさざ波たってくるのがわかる。
「あ~・・・、ついに来ました・・・」って。
たまたまこの時間、空は晴れわたり、あたかもあのジャケット写真に刻み付けられたような青に包まれたこともあって、左奥のアビーロード・スタジオからメンバーがフラッと出てきそうな気がした・・・。
感動でしばらく立ちすくむ・・・いや、立ちすくんで感傷に浸りたかったけど、フツーに車の往来が多い!、っていうか激しいっ!、ボンヤリしてたら轢かれるっ。
そうだよな、ここに住んでる人達にすりゃ普通に生活道路だもんなあ。
トップの写真はじっとチャンスを待ってようやく撮れた一枚。
左脇に停まってる車がマツダのデミオじゃなくてフォルクス・ワーゲンだったらなあ・・・。
ここを4人が渡ってったワケですね。
そして横断歩道の脇にあるアビーロード・スタジオ。
ここの地下の第2スタジオで数々の名曲たちが録音されていったんだと思うと・・・、いちいち感動してしまう。
スタジオから歩いて4,5分のところにあるポールの家。
当時はここから歩いてスタジオに通ったりしたのかな。
うしろ髪をひかれながらアビーロードを後にして向かったのが、メリルボン駅。
そう映画「ハード・デイズ・ナイト」のロケ地。
映画冒頭で4人が駆け抜けていくシーンはここかな?。
この駅脇の小道「ボストン・プレイス」。これまた冒頭で、駆け抜けるジョージが思いっきりコケるシーンでおなじみですね。
場所は変わってここは、ハマースミス・アポロ裏の非常階段。
ここも「ア・ハード・デイズ・ナイト」中で「キャント・バイ・ミー・ラヴ」が流れるとともに4人が駆け下りるという、印象的なシーンが撮られた階段です。
今度はロンドンの中心街、サビル・ロウ。
旧アップル・ビル(左から2番目のビル)。
ここの屋上で、伝説のルーフトップ・コンサートが開かれたんですねえ。
映画「レット・イット・ビー」から、ジョンとヨーコがロールスロイスから降りてきてビルに入っていくシーン。
入り口の様子もほぼ当時のまま。今は使われていない様子。
真下からルーフトップを見上げてみる。
あの上から「ゲット・バック」が鳴り響いてたんだ・・・。
途中リンダ・マッカートニーの写真展も楽しみつつ・・・。
ポールのMPLオフィス。
ジョンが66年、コメディ番組に出演した時に案内係に扮した公衆トイレ。
ロンドンの象徴、エロス像。特にエロスは感じなかったです。
最後は、ロンドンの中心から西に離れた場所にある、チズウィック・パークへ。
ここは「ペイパー・バック・ライター」、「レイン」のプロモーション・フィルムが撮影された場所なわけなんですが・・・。
探しに探してようやく辿り着いた園内に足を踏み入れると・・・。
思わず「何なんですか、ここは・・・。」と言葉を失いそうになった。
プロモを撮影した当時とほとんど変わってない!。
今日これまで周ってきた場所はどこも、4人の痕跡を感じさせてくれるのに十分なほど変化のない場所が多かったわけだけど、ここはまるで、さっき撮影を終えて、「メンバー、スタッフともにもう撤収していきましたよ・・・」、みたいな生々しい空気感までも感じられる。
広い庭園内を包む静寂さが一層、「祭りのあと感」を際立たせてるとでも言うのか。
こちらも撮影に使われた園内の植物園。
今は残念ながら廃墟のような状態だった。
バンド単位で行く人達がいれば、ここでフォト・セッションなんかしてみるのも面白いんじゃないでしょうか。
とりあえずここまでがロンドン編。
次回は涙のリバプール編です。