With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

THE COLLECTORS @ SHIBUYA QUATTRO

2011年04月25日 | Music
自粛する気も、自粛を強要される気も全くないので、今年も花見を満喫して、

上野のさくら猫図

お酒もガンガン飲んでますが、なぜか地震があってから自発的に音楽を聴く気持ちになれなくて(こんなに音楽を聴かない日々が続いたのは人生初めて!)、淡々と日々を過ごしてきましたが、仕事も落ち着きを見せ始めたし、そろそろ自分の生活のペースを取り戻していこう・・・と。

大自然の猛威にさらされ甚大な被害も受けたけど、豊かな自然の恵みをこの日本の大地からいただいてきたのも事実。
それでもこの場所でこれからも生きていくんだ、という前向きな気持ちがふつふつと湧いてきましたよ。

そんなわけで昨夜からライブ解禁!。
しかもザ・コレクターズの渋谷クアトロ・マンスリー初日!

コレクターズにとっても昨夜のライブが震災後関東での初ライブ(だったのかな?)。
ヒゲを生やしたコータローの目つきがいつにも増して鋭かったのが印象的だった。
コータローは、地震発生後からずっと被災地や、復興に従事するファンに向けて、背中にそっと手を添えてくれるようなツイートを繰り返してくれてた。
この人のこういう細やかで優しいところは忘れられないっすね。

全編クライマックスと言ってもいい昨夜のライブだったけど、自分にとってのハイライトは序盤に演奏された「今が最高!」。
「Bad Times Gone, Good Times Round 昨日には戻れないし 明日はわからない 今日キミが見たモノがすべてだぜ すべてだ! 今を生きよう 」
などの歌詞のひとつひとつが、今の時期だからなのか胸に響く
間髪をいれずに演奏されたスモール・フェイシズのカバー「Sha La La La Lee」での会場が一体となった大合唱では思わず涙がちょちょ切れてしまいましたよ

他の曲の歌詞達も、なんだかまるでこのタイミングのために作られてきたように、今夜は妙に意味を持って響いてくる。
かつて英国の某バンドの元メンバーが「おれ達の曲は、『親を捨てて、家を飛び出せ!』なんて歌ったことはない。全て平和と愛について歌ってる」なんて語ってたのを思い出しちゃった。

終演後のBGMは、原発が爆発したと歌う「真実はかくせない」。
リーダーの「ポポポポ~ン」なMCとは裏腹に、コレクターズは今夜、特別な想いを胸に臨んでくれたステージだったに違いない。

今年も9月の日比谷まで、がっつりお付き合いさせていただきたいと思います。

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