「死の泉」と2本立ての公演の、もう一方を観てきました。
こちらも再演。
初演時の印象は、Theatre1010のひろび~ろとした舞台で
すか~っとした公演、という感じ。
(要はあまり良くない)
まぁ曽世さん主役だし、と安いチケットを取って行ってきました。
で、一言で言って、やっぱり暗い。疲れる。
「死の泉」も「パサジェルカ」もナチスドイツに関わるお話ですが、
泉の方はそのものズバリの場面が出てこないんですよね。
優遇された人たちのお話なので。
もちろん暗い影はつきまとうのですが。
それに対してパサジェルカは収容所でのお話が大半なので、辛い。
実際の収容所の写真なんかもバンバン出てきますし。
そして、視覚的にも華が無い。
舞台の背面には鉄格子で、出てくるのは囚人服かSSの制服ですもん。
現在の場面では色鮮やかなドレスも出てきますけど。
加えて細切れで転換転換…なストーリーなので、
余計に疲れちゃいました
泉の別キャストを観た方が良かったかなぁ。。。
かいつまんで言うと、ポーランド人女性・マルタ(収容されてる側)と、
ドイツ人女性・リーザ(看守する側)を軸としたお話。
リーザは明らかに強い立場(=看守)なんだけど、
精神的にはマルタの方が優位に立っていて、
何とかマルタの気持ちをつかみたい、と
あれこれ優遇してしまうリーザの気持ちはすごく良く分かりました。
マルタもねー。
あの環境の中であれだけの強い気持ちを持ち続けるのはスゴイなと。
その二人を曽世さんと舟見さんが好演なさってました。
特に曽世さんは転換中も繋ぎっぽく舞台上にいることが多く、
文字通り出ずっぱり。
ヘルムートではう~ん?だった、前田さんも
リーザの夫役はハマってましたね。
でもねぇ。
舞台上に笑顔が無いのは観ていて辛い。
パンフには「最後のマルタの微笑みは救いなんだ」
みたいに書いてあったけど、
銀河劇場の広さじゃよく見えませんて
そもそも許すとか許さないとか、そういう話なのかなぁ?
もう一度原作読まないとダメかしら。
原作…持ってたっけね?
一ヵ所、どうしても気になったところが。
リーザと夫、ワルターが大喧嘩をして、
その直後に、船を下りるマルタをリーザが見送る際、
(マルタの最後の微笑み、という場面)
どうやらそこで「許し」を感じたリーザは、
夫との関係も見直して‘やり直せる’感じになるんですね。
で、マルタが去って、暗転して、
舞台下手に並んで立つリーザ&ワルター。
「あ、もうカテコですか?」な直立不動はいかがなものかと(爆)
どーん、と2人並んで立ってるんですもん。
もうちょっと何か…ないですかねぇ
お2人の背格好が似てらっしゃるから、
余計にそう見えてしまうのかもですけど。
で、最近イベントを連発しているライフですが。
昨日は終演後に出演者によるお見送り、なんぞがありました。
ロビーに出るまでの間、
藤原さんが「客席の出口前に4段の下り階段がございます。
それまでがゆるやかな上り階段ですので、危険です。
ちゃんと1・2・3・4と数えながらゆっくり降りてください。」
などと、丁寧に説明して場を繋いで、
ロビーに出てみると、物販コーナーにメインキャストがズラリ。
いやいやいや。
逆にこっぱずかしいんですけど(笑)
階段を降りて1Fの劇場入り口にも、若手がズラリ。
お疲れ様でございます
やっぱり「死の泉」の方が好きです、ハイ。
あ、文庫版買っちゃいました
「細雪」を読み終えたら、お風呂のお伴は「死の泉」です。
落とさないように気をつけないと~
こちらも再演。
初演時の印象は、Theatre1010のひろび~ろとした舞台で
すか~っとした公演、という感じ。
(要はあまり良くない)
まぁ曽世さん主役だし、と安いチケットを取って行ってきました。
で、一言で言って、やっぱり暗い。疲れる。
「死の泉」も「パサジェルカ」もナチスドイツに関わるお話ですが、
泉の方はそのものズバリの場面が出てこないんですよね。
優遇された人たちのお話なので。
もちろん暗い影はつきまとうのですが。
それに対してパサジェルカは収容所でのお話が大半なので、辛い。
実際の収容所の写真なんかもバンバン出てきますし。
そして、視覚的にも華が無い。
舞台の背面には鉄格子で、出てくるのは囚人服かSSの制服ですもん。
現在の場面では色鮮やかなドレスも出てきますけど。
加えて細切れで転換転換…なストーリーなので、
余計に疲れちゃいました
泉の別キャストを観た方が良かったかなぁ。。。
かいつまんで言うと、ポーランド人女性・マルタ(収容されてる側)と、
ドイツ人女性・リーザ(看守する側)を軸としたお話。
リーザは明らかに強い立場(=看守)なんだけど、
精神的にはマルタの方が優位に立っていて、
何とかマルタの気持ちをつかみたい、と
あれこれ優遇してしまうリーザの気持ちはすごく良く分かりました。
マルタもねー。
あの環境の中であれだけの強い気持ちを持ち続けるのはスゴイなと。
その二人を曽世さんと舟見さんが好演なさってました。
特に曽世さんは転換中も繋ぎっぽく舞台上にいることが多く、
文字通り出ずっぱり。
ヘルムートではう~ん?だった、前田さんも
リーザの夫役はハマってましたね。
でもねぇ。
舞台上に笑顔が無いのは観ていて辛い。
パンフには「最後のマルタの微笑みは救いなんだ」
みたいに書いてあったけど、
銀河劇場の広さじゃよく見えませんて
そもそも許すとか許さないとか、そういう話なのかなぁ?
もう一度原作読まないとダメかしら。
原作…持ってたっけね?
一ヵ所、どうしても気になったところが。
リーザと夫、ワルターが大喧嘩をして、
その直後に、船を下りるマルタをリーザが見送る際、
(マルタの最後の微笑み、という場面)
どうやらそこで「許し」を感じたリーザは、
夫との関係も見直して‘やり直せる’感じになるんですね。
で、マルタが去って、暗転して、
舞台下手に並んで立つリーザ&ワルター。
「あ、もうカテコですか?」な直立不動はいかがなものかと(爆)
どーん、と2人並んで立ってるんですもん。
もうちょっと何か…ないですかねぇ
お2人の背格好が似てらっしゃるから、
余計にそう見えてしまうのかもですけど。
で、最近イベントを連発しているライフですが。
昨日は終演後に出演者によるお見送り、なんぞがありました。
ロビーに出るまでの間、
藤原さんが「客席の出口前に4段の下り階段がございます。
それまでがゆるやかな上り階段ですので、危険です。
ちゃんと1・2・3・4と数えながらゆっくり降りてください。」
などと、丁寧に説明して場を繋いで、
ロビーに出てみると、物販コーナーにメインキャストがズラリ。
いやいやいや。
逆にこっぱずかしいんですけど(笑)
階段を降りて1Fの劇場入り口にも、若手がズラリ。
お疲れ様でございます
やっぱり「死の泉」の方が好きです、ハイ。
あ、文庫版買っちゃいました
「細雪」を読み終えたら、お風呂のお伴は「死の泉」です。
落とさないように気をつけないと~