ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

本日の入浴剤 PURE HONEY

2008-12-22 20:52:00 | 入浴剤




本日の入浴剤は、
純粋アカシアハチミツの入浴剤。
名前からベージュっぽいハチミツ色を想像してたら、
お醤油のように濃い茶色の液体でビックリ。
お湯に薄めたらハチミツ色…っていうより、
薄い番茶の色かしら(笑)

香りはフローラルで良い香り。
お湯がほのかにまったりと、軟らかくなるようです。
また買ってこようかな。

良いお湯でした。
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ワインのお勉強会~赤編~

2008-12-22 16:09:42 | 外飲み&ごはん♪♪
赤編です。

まずはカベルネ・ソーヴィニヨンから。

    

〈Ca'del Vispo〉2003 Rosso IGT Toscana Fondatore

カベルネ・ソーヴィニヨンは
New Worldワイン以外は混醸するのが主流だそうで、
こちらもカベルネ・フランと半分ずつの混醸です。

濃い目のしっかりとした色。
タンニンと酸味を感じる香り。
味わいは軽めで親しみやすく、酸味がありつつちょっと枯れた感じ。
渋くはないです。
カベルネはブドウの粒がかなり小さいので、
醸造する際、必然的に皮がたくさん使われることになり、
それがタンニンに繋がるそうです。

とてもカッコ良いラベルで、お手頃&親しみやすいワインなのですが、
もしかしてもう日本には入ってこなくなるかも・・・とのこと。
なんか、生産者のおうちがゴタゴタしちゃっているのだそうです
色々ありますねー(笑)

続いてピノ・ノワール。
Noirはフランス語なので、イタリアではピノ・ネロと呼ばれます。

    

Pinot Nero Riserva 2006 St.Maddalena

ノワール=黒、という名前がついているので
黒っぽい赤を想像するのですが、
想像に反して明るく可愛い色合い。
華やかなベリーのような香りで、
鉱物っぽさを感じさせるしっかりした味わい。
個人的には何となくハチミツを連想しました。
甘ったるくはないのですけど。

こちらはカベルネとは反対に、混醸することはほとんど無いそうです。

ここで、チーズが登場。



チーズの説明を一通り聞いた山本さん、
「白に合いそうだね・・・」と(笑)
まぁそれはそれとして、適当につまんでワインを飲むと、
驚くほどワインの味が軽く感じられ、飲みやすくなってます。
そう山本さんに言うと、
「チーズの油分が舌に膜を張るから、
ワインのインキーさ(まとわりつく感)が消えるんです。」とのこと。

なるほど!
だからあのソムリエの方も「チーズもあまり食べない方がいいわね。」
とおっしゃってたんですね!
食事として楽しむには、
ワインとチーズはとても相性が良いのでしょうが、
ワインを味わうにはジャマをしてしまうこともあるんですねー。
いきなりあれこれ食べてワインを飲んでしまったら、
ワイン本来の味を感じ取るのは難しくなってしまう、と。
学習、学習。

     


あと、水も舌をふやかすからあまりたくさん飲んじゃダメ、
とおっしゃってました。
なので、今回もゴクゴク飲まずに、舌を洗う程度にしてみました。
後から考えれば考えるほど、そのソムリエの方は
短時間でためになることを色々お話してくださったのだなぁ、と。
また来年お会いできるかしら。
今度は少しは勉強していきますからっ

・・・話が逸れました

最後はメルローです。

    

〈Rocca Bernarda〉2004 Vino Rosso Centis Merlot

こちらはカベルネよりさらに濃厚な色。
香りに華やかさは感じませんが、
どっしりとしたタンニンがあり、シルキーな味わいは一番好みです!
待ってました!って感じ(笑)
このCentisシリーズはブドウの出来が良い年にのみ作られるのだそうで、
最近だと、2004年のトスカーナは美味い!のだそうです。

このワインの生産者、Rocca Bernardaは白の2本目と同じところですが、
ここはピコリットというドルチェワインがとても有名なのだそう。
そして、このワイナリーの所有者はマルタ騎士団って・・・
なんかむかーし、世界史の教科書にそんな名前が載ってたような・・・(笑)

試飲でいただいたのは以上で、
最後に地下のカーヴから山本さんが
ラベルを隠してワインを1本選んでいらっしゃって、
「ブドウ品種は何でしょう?」のブラインド。
混醸、とポロッと言ってしまわれたので、
ピノじゃないね、と(笑)
正解はこちらのワインでした。
一気に画質が悪いです

    

〈Badia di Morona〉N'antia 2004
会場ではセパージュ(ブドウ品種)は
カベルネとメルロー半々、とおっしゃってました・・・が。
今HPを見てみたところ、
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー30%、
カベルネ・フラン10%となっておりますよ~?(笑)
ボトル違い?
以前はカベルネ&メルローのみだったのが、
この年はフランが入っている・・・らしい?
ま、そんなナンティアです(笑)

香りは割と華やかな酸味がありつつ、
しっかりめの味わいでした。
個人的にはその前のメルローが好きだったので、
ナンティアの印象がちょっと薄いです

約2時間でワイン会終了。
次回は産地かな?という話だったのですが、
まだ国際品種のシラーとかあるし、
地ブドウでもサンジョヴェーゼとかやってもいいし・・・、
ってことで、もう1回セパージュの会になりそうです。
楽しみです。
(参加する気満々

いやー、だって普段それほどしっかりと、
あれこれ味わう機会って無いですもん。
大抵食事しながらだし、おしゃべりしながらだし、
「美味し~い」で終わっちゃいますからねぇ。
グラスワインになると、いただける種類も限られちゃうし。

で、翌日は声楽のリハだった私。
そして結構遠方まで帰らなきゃなお母様。
どちらも「ワイン会終わったらサクッと帰る」
つもりだったのですが、
せっかくだから飲みたいね、と(爆)
3人で1本なら余裕でしょ、という話になり、しかもお母様が
「じゃあそのワインは私がご馳走するわ」と。

予算を伝えて持ってきてくださったワインは3種。
ラベルの第一印象は一番左、次が右で真ん中はイマイチかな・・・と。
流れ的には真ん中(カベルネだったかな?)か
右(メルロー)が宜しいかと、
という店長さんの説明に、じゃあメルローにする?
となりかけたのですが、
とても気になるラベルなので「こっちは何ですか?」と聞くと、
「カベルネ・フラン100%なので今日の内容とは違うのですが、
 前回のワイン会で大絶賛だったものなんです。」と。
お値段を聞いて「うぉっ!」と思っていたら、
「そんなに美味しいならそれにしましょう。せっかくだもの。
 美味しいのが飲みたいわ。」と、鶴の一声
お母様、ありがとうございますっ!!
そしてラベル買いってやっぱりアリなんだな、と再認識。
ワインのお勉強をした後に、原始的な発想に戻るヤツ

そんなワインがこちらです。

    

〈Le Macchiole〉Paleo Rosso 2004

どっしりとした濃い色で、タンニンを感じる香り。
そして驚くほど静かだけどしっかりした味わい。
まさにシルキーで、密度の濃さを感じます。
イヤな味が全くなくて、こっくりと入っていく感じ。
「美味しい・・・」と、静かに感動する3人。
「あ、これ美味しい♪」と、軽く盛り上がるような味じゃなくて、
しみじみと「美味しい」と感じるお味。

黒いドレスを身にまとい、レースの扇子を持って
ゆったりとカウチに寄りかかって座る、妙齢の女性、なイメージ。
今回思ったのですけど、
赤ワインは人が思い浮かぶけど、白ワインは風景が思い浮かびますね。
個人的な感覚ですけど。

あれこれ検索してたら2003年ものでしたが、
マキシム・ド・パリでは25400円もしました!
たっかーーーい!!
倍近いお値段ですがな。

美味しいワインの余韻にひたりながら、
ほくほくと家路につきました。
あらためて、お母様、ありがとう
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ワインのお勉強会~白編~

2008-12-22 14:17:13 | 外飲み&ごはん♪♪
いつも行っている恵比寿のお店が、
ワインのお勉強会を月1で開催するようになりまして。
初回の先月は参加できなかったのですが、
今回は「ブドウ品種の飲み比べ」ということで、
これは是非!ってことで参加してきました。
一緒に行ったのは、友達&友達のママ、という面白い組み合わせ(笑)

  

・・・ワイン会なのに、どうしてビールの写真が?

      

いやー、ちょっと早く着いちゃったもんで・・・(笑)
ワイン飲む前だから軽めのものがいいよね、と
最初にこれを選んだのですが
「それ・・・あんまり面白くないですよ・・・」と。
そっかー、とあれこれ物色してみましたが、
どうしても度数が高かったり、
濃そうな味のものにひかれてしまうので、
これでいいや、といただいてきました。

店長さん曰く、
「中身はパンダビールで、ラベルを張り替えただけ」
というこのビール。
ごくごく、ふつーーーーのビールでした(笑)

ビールを飲みながらグラスについて語っていると、
友達&友達のママが到着。
「初めましてー。」とご挨拶(笑)
「いつも娘がお世話になっております。」
「いえいえ、こちらこそお世話になっております。」
なんて会話、最近なかったからとっても新鮮。
揃ったところで、会場となる3Fへ移動。

    

店内では「青木美歌 Merry Night☆」を開催中。
なんかね、菌、な感じのガラスアートが多数展示されていました。
3Fは前回来た時から更に展示替えされていて、
とてもステキな空間になっていました。
写真ではイマイチ伝わらないかと思いますが。。。
キノコっぽいのもやっぱり‘菌’ですね(笑)

    

参加者は総勢10名ほど。
大半が男性だったのにはちょっとビックリ。
ワインだと女性も好きそうなのだけど。。。
そして講師を務めてくださるのは、
三鷹にあるイタリアワインを手広く扱う、やまもと酒店の山本さん。
気取らない語り口で色々と説明してくださいました。
恵比寿のお店とも提携していて、
地下のカーヴにはやまもと酒店のワインが多数並んでいます。

今回飲み比べるブドウ品種は
白がソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネの2種、
赤がカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルローの3種。
会でいただいたワインは写真を撮っていないので、
全てどこぞのサイトから拝借してきた写真です

まずはソーヴィニヨン・ブラン。

      

〈Piere〉Fruili Isonzo Sauvignon 2006(Vie di Romans)

とてもキレイな黄金色。
フレッシュなマスカットのような甘い香りがします。
味わいもとてもフレッシュで、スッキリとした後味。
これは美味しいですねー。

ソーヴィニヨン・ブランは香りがとても強く、
これでヘタに安物ワインを造ると、
「チッチ(猫のおしっこ)」と揶揄されるような、
香りばかり強くてとても飲めた代物ではない・・・
ワインになってしまうそうです。
いただいたワインはこの日のラインナップの中で、
一番お値段が張っていただけに、
香りに負けない味もあって美味しかったです。
ちなみに生産者のVie di Romansは
白を作るのがとても上手いワイナリーなのだそうです。

続いてはシャルドネ。

        

〈ROCCA BERNARDA〉2007 Vino Bianco Chardonnay DOC

こちらはやや青みがかった色。
香りは先ほどに比べるとかなり弱く感じられ、
ワインフェスティバルで教えていただいた
「洋服の匂いを嗅いで鼻をリセット」が、とても効果的でした。
集まった10数人が一斉に袖の匂いを嗅いでいるの図、は
なかなか笑えるのですけど(笑)

こちらはちょっと枯れ草っぽさを感じる香り。
味もスッキリというよりは、もわっとした感じで、
後味に少し渋みが残るように感じました。

1本目に比べると、明らかに劣る感じがしてしまうのですが、
それはそのまま値段の差と考えて良いようです。
シャルドネは安く作ってもブドウの味がしっかり残るので、
使いやすい&それなりのお味になるそうです。
同じ安物を買うなら、シャルドネの方が無難、ってことでしょうか?

     

えっと~、このまま一気に全部行こうかと思ったのですが、
めちゃくちゃ長くなりそうなので、
白編と赤編に分けることにしまーす
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