久し振りに何の縁もゆかりもないお芝居を観に行ってきました。
生まれてから今まで、一度もお芝居を観たことがないから
一度行ってみたい、という友達と一緒に行くことになり、
何が良いか、迷いました。
日にちは決まっていたので、MONOかモダンスイマーズに絞って、
モダンスイマーズにしてみました。
チケット購入時にはちょっと色々あって、
ムキッとなってしまいましたが、
お席は良かったので、まぁ良しとしましょうか。。。
場所はどこか雪深いところにある峠の家。
石田えりさん演じる母と、子が3人で細々と暮らしているところに、
熊退治にやってきた、というマタギや里の人がやってきます。
奇妙な同居生活が始まり、
母の隠された過去が明らかになり…
古山憲太郎さん演じる「子」と、「母」を軸に物語が展開するのですが、
なかなかに重ーいお話でした。
石田えりさんが、芯は強いけど、どこか儚げで
謎めいた母・女を好演されていて、
古山さんはアイデンティティを持たない…というか
単なるお母さん思いの息子とはどこか違う、
ちょっとつかみどころのない「子」で、
親子の過去が明らかになった時、
なるほど!とストンと納得のいく‘親子’でした。
サラネオでおなじみの佐藤めぐみさんも、逞しい女性でしたし、
皆さんしっかりした役者さんばかりで、
かなり上質な仕上がりになっていたと思います。
こちらの作品、三部作の第一作とあるのですが・・・
今回、かなりの登場人物が死んでしまいましたよ
ラスト、コロク(古山さん)は熊に殺されたのか、
ナゾな感じで終わったのですが、
そのあたりが次回につながるのでしょうか。

で、お芝居初体験の友達。
楽しんではくれたようです。
こんな重い話をやるんだ、と驚いた、と言ってました。
あと、照明がこんなちゃんとしてるとは知らなかった、そうです。
ほほぅ、なるほど。
ともあれ、楽しんでもらえたなら良かった、かな。
そして、三部作を全て観ることができるかどうか…
とりあえず、メルマガでも登録しときましょっか(笑)