今日はちょっと早めに出て、入れそうなところに滑り込みました。
エビフライがイマイチだったお店w
今日は秋刀魚の塩焼きと唐揚げのセットにしました~。
ボリューム満点。
そして魚を食べると無口になりますww
秋刀魚は美味しかったです♪
唐揚げも。
唐揚げの入っている器が何故かミニすり鉢なので、
キャベツをつまむ時、箸が傷つきそうで気になりました…。
割りばしではないので。
で。
あまりにキレイに秋刀魚を完食したので、
嬉しくなって写真撮っちゃいました(´ψψ`)
それが、コチラ。
ね!
完璧ですよね!ww
内臓も美味しくいただけるお年頃になってきました(爆)
結婚の発表があったまさしくその日、
田中哲司さんの舞台を観に行ってきましたw
ま、特に何があるというわけではないのですが。
長塚圭史氏のユニット、葛河思潮社
3作品目はハロルド・ピンターの作品です。
登場人物は松雪泰子さん演じるエマ、
その夫・ロバート(長塚圭史)、
その親友でエマの不倫相手・ジェリー(田中哲司) の3人。
途中、ウェイター役でジョン・カミナリ(外国の方です)氏も
ちょろっと出てますが、基本的には3人です。
そして、物語は時間を逆行して進むというスタイル。
Last 5 Yearsを思い出しますね。
あれは片方のみ逆行してましたが。
冒頭、2年ぶりに再会するエマとジェリー。
その場で、前夜、2人の関係をロバートに話した、と知らされるジェリー。
終わったこととはいえ、詫びるしかない・・・と
ロバートを呼び出し、そのことを話すと
「4年前から君たちのことを知っていたよ」。
そして物語はエマとジェリーが別れる場面、
エマが疎外感を感じるほど、ジェリーとロバートの親密さをうかがわせる場面、
エマとジェリーの関係をロバートが知る場面・・・
と、どんどん遡っていき、
最後はパーティーの場でジェリーがエマを口説く場面で終わります。
セットは場面ごとに造りこむわけではなく、
ガラスのはめ込まれた白い壁が真ん中に立ち、
ベッドやソファ、テーブルを動かしてそれぞれの場面が展開されていきます。
壁はそれほど大きくないので、使っていないベッドなんかはも丸見えです。
十字架をかたどっているかのような、壁のガラスと模様。
一部が開いていて、外に描かれた青空と白い雲が覗いているのですが、
リアリティを求めて描かれた雲ではなく、
絵画のような雲なんですよね。
マグリット・・・まで言ったら褒めすぎかしら。
そのせいで、時間や場所がどこでもないどこか・・・という
抽象的な空間になっていたように思います。
台詞に具体的な地名は色々出てくるんですけどね。
多少の効果音もありますが、基本的にはセリフのみ。
笑いがおきるわけでもないので、
観る方も緊張感のある作品でした。
エマは透明感があって、とってもキレイ!
最初は地味めな衣裳なのですが、
最後の場面はキラッキラしてました。
ジェリーも、ちょっといい加減なところはあるけど
憎めない感じ。
ロバートは堅物イギリス人として描かれているのかもしれませんが、
長塚さんですからね。
ただの堅物ではない、独特の飄々とした雰囲気で魅力的でした。
あ、言い忘れましたが、今回も最前センターでした(爆)
そりゃ~余計に緊張しますっての
ポンポンと流れるように進む作品ではなくて、
「間」が散りばめられているのですが、それで散逸になることなく、
むしろその「間」に、その前に発せられたセリフの意味を考えたり、
次に相手がどういうセリフを言うのか想像したり・・・と
とても効果的な「間」、だったように思います。
こういう作品好きですね~。
戯曲があったら買おうと思ったのですが、
会場では売ってませんでした。
発行されてないですかね?
ちょっと地味めな作品ですが、面白かったです。
このユニットは欠かさず観ようと決めました