猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ブローン・アウェイ/復讐の序曲

2017-08-01 22:25:48 | 日記
1994年のアメリカ映画「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」。
ボストン警察の爆弾処理隊員ジェームズ・ダヴ(ジェフ・ブリッジス)は、大学の
コンピュータ爆破事件を解決したことで一躍マスコミの注目を浴び、ヒーローに
なる。しかし、その後ダヴを狙ったと思われる爆破事件が頻発し、数人の同僚が
命を落とす。同僚たちから不信の目を向けられる中、ダヴの妻子がターゲットに
される。犯人は、北アイルランドの刑務所から脱獄し、アメリカに渡っていた爆
弾製作の天才ライアン・ギャリティ(トミー・リー・ジョーンズ)だった。

ジェフ・ブリッジスとトミー・リー・ジョーンズという大物同士の共演のサスペ
ンス映画。冒頭からびっくり。いくら爆弾作りの天才とはいえ、刑務所の中で爆
弾なんて作れるものだろうか。ギャリティは協力者を殺害し、爆破を起こし、ま
んまと脱獄してしまう。ギャリティの仕掛けた爆弾によって罪もない警察官たち
が犠牲になるシーンは痛ましい。警察内ではダヴが狙われているのでは?という
噂になり、ダヴは窮地に陥る。ダヴはそれを知っていたからだ。ダヴの携帯電話
にギャリティから電話がかかってきていたのだ。実はダヴとギャリティは昔の因
縁があった。ギャリティはダヴに復讐しようとしていた。
そのスイッチを押すと爆発するのではないか、そこに触ると爆発するのではない
か、と、かなりハラハラさせられる。遊んでいるダヴの娘に近づき、殺すんじゃ
ないか?それとも…と思わせるシーンは本当に心臓に悪い。ギャリティの狂気に
満ちた様子を演じるトミー・リー・ジョーンズが怖い。ラストもダヴが妻子の乗
った車を追いかけるシーンがすごく迫力があって、「助かって!」と思ってしま
った。こういうハラハラドキドキさせるのはアメリカ映画ならでは。ダヴの親し
い同僚アントニー(フォレスト・ウィティカー)の友情というか男気もかっこよか
った。なかなかおもしろかった。

フランスの大女優ジャンヌ・モローが亡くなった。もう89歳だったんだなあ。
好きな女優の1人だった。あまり映画はたくさんは観ていないけれど、「黒衣の
花嫁」が好きだったなあ。最後に観たのは2014年に公開された「家族の灯り」
という暗いけどおもしろい映画だった。
ゆっくりお休みください。




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コメント (2)
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