はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

カルチャーショック

2008-02-29 20:46:48 | Weblog
今週新しくアメリカからの駐在員Eさんがうちの部署にやってきた。

昼ごはんを社食で食べているとき、
E:フランスではみんなお昼ごはんをきっちりたべるのね。
アメリカでは大抵サラダかサンドイッチを自分のPCの前でつまむ程度だわ。

夕方6時半頃ぞろぞろと帰る同僚を見送った後、本気で驚いた様子で
E:彼ら、本当に帰ったの?
私:ええ。
E:へぇ!アメリカでは考えられないわー。

、、、アメリカ勤務じゃなくてよかった。

花粉症

2008-02-25 21:13:30 | Weblog
昨年以上に花粉症の症状がひどい(と言っても
日本でのそれとは比較にならないけれど)ので
今年もアレルギー専門医へ。

昨年に引き続き、アレルゲンの検査をしたところ
新たに判明したのも入れて以下のアレルゲンに反応することが判明:
bouleau(カバノキ)
aulne(ハンノキ)
noisetier(ハシバミ、へーゼルナッツの木)

そう言われてもいまいち見た目で判別できない種もあるんだけど。

そしてお医者さんが便利なサイトを教えてくれた。
花粉情報サイト。
日本では天気予報の時にスギ花粉情報をやっているけれど
こちらではそこまではメジャーじゃないようで、その代わりに
以下のRNSAサイトから木別の花粉飛散状況が調べられる。

http://www.rnsa.fr

画面右のLes risques par pollenから自分が
アレルギーである木を選ぶとその日の飛散状況が出ている。
今日見てみると29日まで有効、と書いてあるので
日替わりではないみたいだけど、それでもないよりはいい。

このまま「真っ赤」(大変多い)になんないでほしいなぁ。

居心地がいいということ

2008-02-24 19:35:09 | Weblog
結婚式にも来てもらったHの友人で
カメルーン人のDさん宅におじゃまする。

カメルーン、と聞いてあまりにも何も知らないなぁ
と思ったのでウィキペディアでカメルーンを検索し
付け焼刃の知識を身につける。

Dさんによると、カメルーンには旧フランス統治領と旧イギリス統治領があるが
旧フランス統治領がマジョリティーを占めるため、旧フランス統治領出身の人は
フランス語しか話さないことが多く、逆にマイノリティーである
旧イギリス領出身の人は英語もフランス語も流暢に話せる人が多いという。

ちょっと状況がベルギーと似ているな、と思ったり。

フランス、カメルーン、日本という三つの全く異なる背景をもつ
わたしたちだけど、ここでは書ききれないほど興味深い話をたくさんした。

近頃いろんな人と話をしていて思うのは
国籍性別年齢問わず、自分の文化・価値観以外のものの見方に対して
オープンである人といるのが居心地がいいんだなぁ、ということ。

ここでいうオープンさとは、常識として身につけている
(例えば「人種差別はいけません、男女差別はいけません」
というのに似たような)社交上の礼儀としてではなく、
感覚として本心から「いろいろあって当然だよね。
あなたはあなただし、私は私。それを前提に君はどう思うか。」
という姿勢のこと。

それにしてもカメルーン、まだまだ未知の国。

めがね

2008-02-23 18:04:13 | Weblog
眼鏡を作った。
というのもフランスではめがねも保険がきくので。
1年につき1ペアまで保険適用。

厳密にいうと日本の健康保険にあたるものには2種あり
フランス人やフランスで働く人はみんなが加入する
セキュリテソシアルと各会社が福利厚生の一環で
社員に加入させるミューチュエルという保険がある
(個人でミューチュエルに入ることも可能)。

セキュリテソシアルでカバーされない部分のうちの
何割か(もしくはある金額まで)をミューチュエルが負担する。
カバー率・金額の上限はミューチュエルの種類によって変わる。

私のミューチュエルでカバーされる範囲内でも
自分の気に入っためがねが買えることがわかったので
眼科に行き、処方箋をもらい、めがねをオーダー。

販売価格は日本より高め。
でも保険が利くからみんな気にしないんだろう。

出来上がりは来週金曜日。

おなかがすく

2008-02-22 18:39:40 | Weblog
ここ最近食欲が増してきた気がする。
一回に食べられる量はそんなに増えていないのだけど
食後の空腹感が前よりも早くおとずれるようになった。

ほっぺたにも肉がついたなぁと思ったら
妊娠前に比べてすでに5キロ体重が増えていた。
たぶん日本の規準でいったら増えすぎじゃないかと思うけど
かかりつけの婦人科医には何も言われていないので
まいっか、と思ってなるに任せている。

日本だと出産までで8キロから10キロ増ぐらいが
良いとされているようだけど、
フランスだと12キロまでに抑えたほうが良い、といわれる。

フランスの目安ぐらいには抑えたいとは思うんだけど。

ガス工場

2008-02-20 12:42:57 | Weblog
Usine a gaz。
今日同僚から習ったフランス語の言い回し。
ちいさなこと(大したことないこと)をするのに
たいへん大掛かりな仕掛けで行うこと。

言われてみればなんとなくニュアンスが分かる気がする。

パパですよ

2008-02-18 21:28:21 | Weblog
今朝起きたら、今までになく胎動がはっきり感じられた。
手を当ててみると、手にもとんとんと振動が伝わってくる。

そこでさっそくHの手を私のおなかに当てて
「パパですよー」と(日本語で)言ってみる。

すると「ぽこ」っと中から響いてきた。
Hにも胎動がわかったみたい。

今日はパパが胎動を初めて感じた日。

--今日のブログはパパがフランス人、という以外は
フランスに何も関係のない話題ですみません。
今後も妊娠・出産関連ではフランスに直接関係のない
親バカブログの日があると思います。ご了承ください。
何せ、うきうきしちゃうのです。

妊娠線予防クリーム

2008-02-16 20:55:05 | Weblog
そろそろおなかも大きくなってきたので
お風呂上りには妊娠線予防クリームをおなかに塗って
マッサージすることにした。

特に事前勉強せずに薬局に行き
妊娠線予防のクリームをください、と言ったところ薬剤師さんが
複数のメーカーの製品を(めんどくさそうに)教えてくれた。

そこでHが薬剤師さんに
「OO(メーカー名)のじゃないのはどれですか?
彼女昔あそこで働いていて、あんまり好きじゃなかったので
できればそのメーカーの製品は買いたくないんです。」
と言った。

一瞬何もそこまで言わなくても、、、と思ったけれど
驚いたことにそのHの言葉で薬剤師さんの態度が一変。

薬剤師さん:あ、わかるわー。そういうことってあるわよね。
これは△社の製品で、安いけれど質は確かだと思うわ。
私も実はOOは好きになれないのよね。

とか何とか。親切になるわ、いきなり多弁になるわ。
会計を終わらすまで、自分が今まで20年以上薬剤師をやってきて
この業界のことは表も裏も知っている、ということなどずーっと話していた。
おまけにいままで閉まっていたレジまで開けてくれて
「これで待たなくてもいいでしょ。」と。

どこで誰に何に対して共感されるか、わかんないな。
そして個人としての共感度合いによってお客さんに対する
対応を変えるところがとてもフランス的。

大統領が変わっても

2008-02-15 18:59:23 | Weblog
恒例の滞在許可証の更新。

11月末にHと一緒に県庁に行き、全ての書類を渡し
3ヶ月有効のレセピセ(申請中を示す紙)を貰って早3ヶ月。
そろそろ期限が切れるので県庁に行ってきた。

思いのほか待ち行列が短く、30分足らずで自分の番に。

でも(案の定(?))滞在許可証はできていなかった。
サルコジ大統領になってもここは変わらない。
受け付けてくれた人曰く、あと3週間程度でできる、とのこと。
なぜそんなことまで分かるなら、期限内にできないんだろう。

というわけで、いつもの通りレセピセの有効期間を3ヶ月延長。

もうネタにもなんないよな。

昼からのみやへ

2008-02-12 21:35:28 | Weblog
昼ごはんを食べに、のみやにいった。

のみや、とはオフィスの近くにある和食屋さんの名前。
いかにも日本人じゃない人経営っぽい店なので
いままで行ったことがなかったのだけど
日本人の同僚に案外いける、と言われたので
その人とふたりで行ってみた。

セットメニューを頼んだ。

出てきた順番に内容を書くと
1.味噌汁、キャベツのサラダ
2.お寿司(握り3、巻き6)
3.焼き鳥(鳥肉、チーズの牛肉巻き、つくね)とご飯

それぞれを食べきらないと次が出てこないのは
フランス料理的。

そして寿司に焼き鳥。ある意味飲み屋っぽいけど
これぞフランスの和食屋さんの定番。
加えてなぜかキャベツのサラダが必ず寿司につく。
どこからみてもやっぱりえせ和食屋さん。
でも味は思ったよりおいしかった。

また行ってしまうかも。