はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

都こんぶ

2006-03-30 19:13:35 | Weblog
先日おばが渡仏したときのお土産の中に
都こんぶがあった。

都こんぶは私がZ会会員だったとき
ペンネームにしていたこともあり、何となく愛着がある。
なくても平気だけど、あるとうれしい類のもの。

(ちなみに中学生の時のペンネームは
”白玉あずき”だった。
食べ物の名前を使う癖は昔から変わらない。)

酢こんぶ、ちびちびと1枚1枚堪能中。

鴨のコンフィ

2006-03-29 18:31:46 | Weblog
初めていくレストラン(ビストロ)でよく頼むメニュー。

日本にいるときには鴨=鴨なんばん
くらいしか思いつかなかったけれど、
鴨という食材はこちらではもう少し身近。

パリで外食すると日本より明らかにお金がかかること
現在定期収入がないことなどから
レストランにいくのはちょっと特別なとき。
よって私の中では鴨のコンフィはちょっとしたごちそう。

味がお肉にしみ込んでいておいしいだけでなく
肉がほくほくとれるので
必死になって咀嚼する必要がないのもよい。
、、、って書くとすごい怠惰な人のようだけど。

そして、一見さんの時によく頼む理由は
どこでも大きくは外さないメニューのような気がするから。
(たとえばステーキとかの方が肉の質に大きく依存する。)

というわけで昨晩の同級生の送別会でも頼みました
鴨のコンフィ。

スト結果

2006-03-28 19:34:50 | Weblog
予告通り、CPEのデモにあわせてスト決行。

日本の新聞にも取り上げられていたようなので
今更書くこともないかもしれないけど。

http://www.asahi.com/international/update/0328/006.html

一部のデモのエリアを除けば、街は平穏。
むしろ多くの会社員はデモを口実に会社を休んで
家にいたんじゃないか、というくらい車の渋滞もない。

でも、驚いたのはラジオまでストしていたこと。
朝、めざまし代わりに聞いているラジオのニュースが
今朝はクラシック音楽番組に変更になっていた。

デモ・スト関連のニュースを聞きたかったのに
変わりに朝からスメタナの
”モルダウの河の流れ”を聞きましたとさ。

スト予告

2006-03-27 20:03:15 | Weblog
だいぶ春らしくなってきた。
ということで(?)明日、ストがあるらしい。

RATP(JRみたいなもの)のWEBを確認したところ
バスは3分の1、地下鉄は半分
間引き運転されるらしい。

フランス語の先生が、
”明日はもし来れなくてもストなので仕方ありません。”
と言っていた。

でもその後で
”でも、誰か来るわよね?”
とも言っていた。

一応行くつもりだけど、どうなることやら。

Johnny Hallyday

2006-03-26 17:33:02 | Weblog
ジョニー・アリディ。

”フランス人しかしらない国際的スター”
とお笑いネタにされたりもするが
フランス人なら誰でも知っている国民的ロック歌手。

私はパトリス・ルコントの映画”列車に乗った男”で初めて
彼のことを知ったが、フランスでそこまで人気があるとは
こちらに来るまで知らなかった。

近々彼が出演する映画"Jean-Philippe"が公開される。
ジョニーの大ファンの主人公がある朝目覚めたら
ジョニーのいない世界になっている。
あわてた主人公はジャン=フィリップ(ジョニーの本名)
を探し出し、彼をジョニーにすべく奮闘する、
というコメディーらしい。

フランス語で理解できるかはともかく、ちょっと見てみたい。
でも、この映画はジョニーが大スターっていう前提があって
初めて成り立つ映画。海外に輸出するのは難しいかも。

キリアンすごい

2006-03-25 18:55:23 | Weblog
オペラ座(ガルニエ)にダンスを見に行く。
前からだいぶ楽しみにしていた舞台。

Air: 勅使河原三郎
Le Souffle du Temps: Abou Laraga
Bella Figura: Jiri Kyrian

の三作。

前2作はいかにもな現代音楽を使った
新しくは感じない”現代舞踊”な舞台。
作品自体には特筆すべきことはないけど、
照明の転換の的確さ、厳密さに感動。
フランスでも、そういう仕事する人もいます。

あとは現代音楽を奏でる音楽家が
ひじをピアノの鍵盤に打ち付けたりしているのを
上から見れたのは面白かった。

それはともかく、今日のいちおしは何しろ3作目。
キリアン健在。別格にすばらしい。
作品は1995年初演らしいので新作ではないが
古さはなくて、古典になりうる作品。

NDT(*)が踊るキリアンもいいけど、
オペラ座の一流バレエダンサーの踊るキリアン作品の
あまりの美しさにため息。
しかもくすっと笑わせる所あり、
ダンサー達のちょっとした仕草に愛を感じさせる所あり、
30分間、隙のない完成された舞台。

まぁ今更私が言わなくても
みんなが認めているところでしょうが、あらためて

キリアンすごい。

(*)NDT:Netherland Dance Theater.キリアンが芸術監督をするカンパニー。

アジアンな午後

2006-03-24 16:47:15 | Weblog
フランス語の学校の日本人同級生に
Belleville(パリの北西のエリア)にある
中華食材屋に連れて行ってもらった。

パリには中華街は2つあるが、
どちらも家から少し離れているので久しぶり。

オペラ近辺の日本食材屋よりも安いので
思わず購買意欲に火がつくが、
持って帰ることを考えほどほどのところで抑えておく。

今日の一番の収穫は”菜箸”。
こちらの人が使っている大きなフォーク、ナイフは
私にとっては扱いづらく、今までは割り箸で代用していた。
が、これでもう”はね”を気にせず料理ができる。

そのあと、彼女お勧めの肉まんを食べに中華料理屋へ。

大きな肉まんをほおばりつつ、久しぶりに日本語会話。
楽しかった。まだ日本語は大丈夫。たぶん。

親子丼 結果

2006-03-23 20:09:58 | Weblog
総評:課題はあるものの、初回としてはまずまずの出来。

鶏肉:やわらかく煮れた
卵:半熟の部分を少しのこしていいかんじ

課題:たまねぎをもう少しやわらかくなるまで煮ること

今度は他人丼にもチャレンジしてみたい。

帝国拡大

2006-03-22 15:06:09 | Weblog
先週17日、フランスの化粧品グループロレアルが
ボディショップを6億5200万ポンド(約1300億円)
で買収するという発表があった。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/4815776.stm

この買収でボディショップの18%の株を持つ
創業者のAnita Roddick とGordon Roddickには
1億3000万ポンド程度入ってくると見られているというから
彼らにとっては悪くない話だろう。

ロレアルのCEO、Owen-Jonesは

"A partnership between our companies makes perfect sense."

といったらしいが、一時的に株価が上がり創業者も儲かる、
ということ以外にmake sence している部分がいまいちない。
少なくともボディショップから見て買収されることで
新たな価値・シナジーが生まれるとはあまり思えない。

ボディショップはフェアトレード、動物実験反対、
リサイクル、などで他ブランドとの差別化をしていたのに
ロレアル傘下に入って同じ説得力を保てるかは疑問。

なぜならロレアルはマーケティングとして社会活動をしている、
というスタイルを見せているだけで中身が伴っている
とは個人的には思えないから。

所詮、私とは関係ないことだけど
ボディショップのあり方は単なるマーケティングではない
と信じたかった私はちょっと勝手に熱くなってしまった。