はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

二十一世紀に生きる君たちへ

2006-06-30 22:57:04 | Weblog
今日のブログはフランスとは無関係です。

”二十一世紀に生きる君たちへ”という
司馬遼太郎の文章のことをたまたま知った。
小学生用の教科書に使われている文章らしい。

簡潔だけど感銘をうける文章。
21世紀を見ることはない、と分かっていた彼が
これからの世代にむけた言葉。

私の下手な解説はいりません。
興味のあるかたは
二十一世紀に生きる君たちへ
で検索してみてください。

サプライズパーティー

2006-06-29 23:44:00 | Weblog
元同級生の三十路を祝う
サプライズパーティーに参加。
このパーティーは彼の奥様がおうちで企画したもの。

彼がドイツ人ということでドイツの食事が振舞われた。

バーベキューで焼いたソーセージに
ちょっと甘みのあるマスタードをつけたものとか、
ちょっとグラタンっぽいオーブン料理とか。
ドイツのビールと一緒に。

料理がおいしいことで知られるフランスで
ドイツ料理を食べることは今まであまりなかった。
でも、ビールとの相性もよくおいしくいただいた。

でも実はこういうパーティーはあまり好きではない。
必ずしも共通の話題がある人たちでもないので
話す内容が無難なことに終始しがちだから。
加えてフランス語は必死で聞かないと理解できないし
自分のいいたいことをすらすら言えないから。

とはいえ、利点もある。
自分の共感できない話がなされている時には
”理解できてませんよ~”って流すことができる。
、、、都合の悪いときは耳が聞こえなくなる老人のようだ。

ソルド

2006-06-28 18:58:35 | Weblog
パリの夏のセールが開始!

百貨店は軒並朝8時から開店し夜8時まで営業。
フランスとは思えない気合の入りよう。

私はセール、と聞くとそれだけで半分エネルギーが
吸い取られてしまい、いまいち
”よっしゃー、いいもの安く買うぞー!!”とはならない。

しかも働いているときは”いつでも買えるし”と思うし、
働いていないときは”先立つものがないし”と思う。
そんなこんなで今までパリのソルドは敬遠してきた。

でも今回はフランス語のクラスメートも
一緒だったので幾分気合も入ってお店へ。

結果、学校用に使えそうな鞄を買って
ちょっと楽しい気分で帰宅。
、、、ん、でも私いつまで学生する気だろう??

あれー ら ふらんす

2006-06-27 23:28:55 | Weblog
ワールドカップフランス対スペイン戦。
フランス時間21時開始。

うちは私もHもサッカーに対しては比較的冷静だけど
さすがにフランス戦だし、スペインは強豪だから
下手したら最後の試合になっちゃうし、ということで見た。

素人目にもフランスチームはいいかんじだったし
スペインチームが”ファールされましたぁ”みたいな
姑息な演技をしているのを見て好感度ダウンだったので
見ているうちにどんどんフランスを応援したくなった。

結果はきれいに3-1でフランスが勝ち。

試合後、街には祝砲のかわりに
クラクションを鳴らしまくっている車が沢山いたようで
うちに居てもクラクションがひっきりなしに聞こえた。

なんとなく住んでいるのが縁でフランスを応援して
その気になっている私。
あれー ら ふらんす!! 
(allez la France!:フランス、行けー!!)

およばれ

2006-06-26 23:25:38 | Weblog
友人の日本人ご夫婦宅に夕食に招かれる。

ご夫婦は自分達のお店を持ちたいという夢をお持ちで
彼女は現在パティシエール見習いとして
旦那さんはキュイジニエとして
それぞれ別のレストランで働いていらっしゃる。

お二人共別の地域で働いているが、
休みになるとパリのアパートに戻ってこられる。
そんな貴重なタイミングに呼んで頂いて感謝。

料理のプロの作ってくれる夕食、
しかも和食とあっておなかをめいっぱい空かせて
期待を膨らませて行った。

結果、期待を上回るたいへんおいしい和食をいただいた。
ちゃんとかつおぶしと昆布でだしをとった味噌汁に感動。
かつおぶしも昆布も日本から”おとりよせ”らしい。
さすが食に対するこだわりが違うよなぁ。

ごちそうさまでした。

最低賃金

2006-06-26 18:23:49 | Weblog
フランス政府は今日最低賃金(SMIC)の引き上げを発表。
今までより3.05%増しの時給8.27ユーロ(税込)。
週35時間労働として、月給になおして
手取りにすると1000ユーロ弱になる計算。

1ユーロが145円を超える現在、円に換算すると
時給1200円を超えるのでこれが最低賃金なら
随分いいじゃない、という感じがする。

ただし実際の購買力でいうと1ユーロ=100円、
ぐらいの価値しかない気がする。
とはいえ日本の最低賃金と単純に比較したら
フランスの方が高い。

(ちなみに日本の最低賃金は地域、産業別に設定されている。
日本の最低賃金が最も高い地域・産業と
フランスの最低賃金を比較してもフランスのほうが高い。)

経営者側は”選挙前の有権者へのご機嫌取り”と
言って批判している。
労働組合は”もっと上げろ”と文句を言っている。
改めて国として社会主義寄りだなぁとおもう。

でもこのSMICが引き上げられると
生活必需品の値段があがる、とも聞く。
そうすると結局SMICを収入としている人の
購買力は上がらず、他の人の購買力は下がるわけで
引き上げることにはあまり意味がないように思われる。

いろいろなことに関して
実際のところ何が目的でどういう結果になるのか
見極められるようになりたいと思う。
でもそれって結構難しい。

ちょっと気になるフランス未販売品

2006-06-25 20:02:07 | Weblog
ずばりHOMESTARです。

セガが昨年7月に発売開始した家庭用プラネタリウム。
日本で発売以来人気の商品、という記事をこちらで読んだ。

さっそく検索。

日周運動機能や流れ星機能まであるというではないですか!
日本に居たとき、
自分の寝室の天井に蓄光の星を貼りまくって
満天の星状態にしていた私にはとても魅力的にうつる商品。

http://www.segatoys.co.jp/homestar/index.html

フランスでも売れると思うなぁ。

アミアン小旅行

2006-06-24 22:47:19 | Weblog
パリの北にある街Amiens(アミアン)へ日帰り小旅行。

ここには世界遺産に登録されているゴシック建築、
アミアン大聖堂(Notre-Dame D'Amiens)がある。
パリのノートルダムの2倍の広さ。

私はある大きさ以上のものを見ると思考停止する
ようで、頭の中は”大きいなぁ~”が占めていた。

そんな私の貧弱な反応に反して、
実はバプティストのヨハネの頭部前面の頭蓋骨が
安置されていたりもする。
が、こういうものを見せられてもまさか
”すごい頭蓋骨ですね!”ってことはないわけで
”はぁそうですか”としか反応しようがなかった。

今日はここでトランペット楽団のコンサートがあった。
演奏はフランス国立トランペット学校の学生達。
トランペット奏者だけが100人もずらーっと並んで
ひとつの曲を演奏するというのはなかなか異色、と思う。

教会内は音が反響するし、100個(う~ん、正しい単位は何??)
のトランペットとオルガンを合わせると音量は結構なものになるし
そういう意味で圧巻。

気休め、ともいう。

2006-06-23 16:37:25 | Weblog
フランスでチェーン展開しているオーガニック食材屋
Biocoopに行ってみた。
毎日メトロの車窓から見ていて気になっていた店。

予想以上に店内は広く、食料品だけでなく
環境にやさしい洗剤とかフェアトレードグッズとかもあった。

今日はまず、玄米と大豆のヨーグルトを購入。

米は無農薬のものをグラムで量り売りしていた。
お米種類は丸いお米、長いお米、黒いお米などいろいろ。
精米の仕方は普通の米、半分玄米、全部玄米、など。
総じて日本食材屋の米より安い。

早速お昼に食べてみた。
なんとなくちょっと体が浄化されたような気になる。
(暗示にかかりやすいタイプなだけなのかもしれないけど。)

それにしてもなんでこういう店の店員さんって
洋服とか物腰とかが”いかにも”なんだろう。
別に派手に着飾ったビオ、もありだと思うんだけど
ここはやっぱりマーケティングかしらん。

以下は店のサイトのリンク。
http://www.biocoop.fr/

好物

2006-06-22 17:58:31 | Weblog
最近どうも食べ物の話題が多いのは
それだけ頭の中でたべもののことが占める割合が多い、
という表れです。

それでも懲りずに、お気に入りお菓子を紹介。
(お気に入りお菓子、多くないか??)

その名もシューケット。
小さめなシュー皮の外側に砂糖がまぶしてあるお菓子。
クリームは入っていません。

軽めで甘さもちょうどいいのがいいところ。
でも、小さいので沢山食べてしまう危険もあります。

パリのパン屋さんなら大抵グラムで量り売りしています。
パン屋さんによって大きさも生地の味も微妙に違うので
食べ比べをするのも楽しいです。
パリで小腹が空いたときにはぜひ、おためしあれ。