はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

選挙

2019-11-21 10:50:32 | モーリシャス:お国事情
11月7日に選挙があった。
選挙結果に関しても言いたいことはなくはないけど、
今回は選挙周辺の軽い話題を雑記する。

この選挙は5年に一度実施され、
国民議会の議員が選出される。
その後議会において、首相が選出される。
選挙日程に関しては現職の首相が決める。

で、今回7日ということが発表されたのに合わせて
選挙会場となる公立学校では会場準備のためもあり
6日、7日、8日が休校となった。まぁそれはわかる。

で、息子たちの通っている学校も
7日と8日が休みになった。…なんで?
なんだかんだ言って休校ばっかり。

一応の説明としては、フランス系の学校は
「島内フランス系の学校全てがそのようにすることに
決めました」と。それって理由なのか?

さて、次の話題。
私の車は赤い。赤は労働党のテーマカラー。
もし労働党が勝ったら、負けた政党の支持者が
車を攻撃してくるかもしれないから
8日の結果発表の日には家から出るな、と忠告された。
支持者でもないのにアタックされてはたまらないので
忠告に従うことにする。
結果的には赤は負けたので、攻撃対象にはならなかった。
ちなみに勝った政党のテーマカラーはオレンジ。
攻撃された車はほとんどなかったと想像される。

最後にもう一つ、選挙の前日11月6日からは
スーパーでアルコール飲料が購入できなくなる。
やけ酒飲んで暴れる、ってことなのか
祝杯あげて暴れる、ってことなのかはわからないけど。
本気で飲みたかったらそれより前に買えば済むだけ
な気はするが、一説によるとあまりにも前に購入したら
選挙までに飲んじゃう、とか。
つまりお酒買ったら2日で空けちゃうってこと?
それでは先のことを考えない、というステレオタイプ
そのままじゃないか。

ともかく、お国柄っていろんなところにでる。


卒業!

2019-11-20 21:43:05 | モーリシャス:日常生活
長男、小学校最後の日が終わった。
卒業式は先週の金曜日で、今日は学校最後の日。
日本人的には卒業式の後も週末を挟んで
お楽しみデーが3日も続くのが不思議。

フランス式の学校では終業式も卒業式もないけれど
今行っている学校では卒業式があって、家族も出席可能。
我が家は家族四人で出席。
日本に比べたら、かなりカジュアル。
私のユニクロのワンピースとクロックスのサンダルでも
かなりフォーマルな部類(本当)。

卒業式において卒業生はガウンと頭の上に四角い板みたいのが
付いている帽子(あの帽子の名前は何?)を付ける。
卒業生7、8名が卒業の挨拶をした後
校長先生の挨拶、担任の先生方の詩の朗読、
そして卒業証書授与があった。
校長先生に名前を呼ばれたら壇上に上がって
担任の先生から卒業証書をもらう。

長男は終始ニッコニコ。よかったねぇ。

自分が子供の時には特にどうも思ってなかったけど
卒業式など、区切りの式があるのはいいと思う。

今年1月に転校してから1年間だけだったけど、
英語の環境でよく頑張った。

来年からは隣にある系列の中学校に進学予定。

家族でレーザーゲーム

2019-11-15 17:03:47 | モーリシャス:日常生活
家族四人でレーザーゲームをしてきた。

長男とパパ、次男とママという2チーム。
始まる前からどちらが勝つか明らかな感じのチーム分け。
しかも正直私のモーティベーションはあんまり高くない。
「家族でやるなら、まぁやるか」ぐらいの。

で、結果は大どんでん返しの、
というわけもなく長男とパパチームの勝利。

が、思いのほか面白くて私もかなりはしゃいだ。
Hを背後から狙い撃ちして成功した時の達成感たるや。
走り回って、撃ちまくった。
冷静に考えると無駄に走り回っていたのが
敗因のひとつだった気もする。
動作が点数に結びついていないという
問題点はあるにせよ、楽しかった。
終わったら汗かくぐらいの運動量。

老若男女楽しめる、と思う。
初めてやることってやってみるまでは乗り気じゃないけど
やってみたら楽しかった、ということがよくある。
何でも試してみるものだ。

Piネットワーク

2019-11-14 08:10:34 | 雑記
米スタンフォード大学の卒業生が創設したスマートフォン専門の仮想通貨ネットワーク
「Piネットワーク」は、10月31日にユーザー数100万人を超え、
11月14日には125万人を超えた。
同ネットワークは、今年3月に公開された。

なぜここで私がこの話題を取り上げるかというと
日本ではあまり知られていないようだけど
可能性を感じさせるところがあるから。
(別にPiの回し者ではありません。)

今までの仮想通貨のマイニングが一般人にとって
ハードルが高かったのに対して、
Piは携帯があれば誰でもできるのが画期的。
今までの仮想通貨のように高性能なコンピューターと莫大な電力消費をすることがない。
携帯の電力消費も使わず、分散型の今までの仮想通貨よりエコな仮想通貨。
アフリカで先進国以上にモバイル決済が急速に普及したように
Piも急速に広がる可能性がある。

Piのプロジェクトは3つのフェーズが計画されている。

フェーズ1:設計、配布、信頼グラフ形成
このフェーズでは、チームは集中型Piサーバーでトークンを配布。
チームはPiネットワークやアプリをテスト・改善。
この期間Piはまだ取引不可。

フェーズ2:テストネット
メインネットを起動する前に、Nodeソフトウェアをテストネットに展開。
テストネットは、メインネットと同じ信頼グラフを使用するがテスト用のPiコインを使用。
他の仮装通貨プロジェクトと同様に、Pi Networkは有志の開発者がコミュニティに参加し、
改善・修正を行う。

フェーズ3:メインネット
エミュレーターがシャットダウンされ、ネットワークが単独で動作できるようになる。
中心で通貨を管理する権限を持つようなものは存在せず、通貨の管理は完全に分散化される。
このフェーズで、Piは取引可能となる。

補足すると、Piでは「セキュリティーサークル」という台帳保証の仕組みを使っている。
各ユーザーは自分のセキュリティーサークルに信頼できる、と思われる3から5名のユーザーを登録。
各ユーザーが登録したセキュリティーサークルを連動させることによって
どのユーザーが信頼できるかを示すグローバル信頼グラフを形成し、
Piの元帳に対するトランザクションを実行できる人を検証する、という仕組み。

現在はフェーズ1。まだベータ版で現実の通貨に換金する仕組みはない。が、すでにマイニングはできる。
ユーザー数が10倍になる毎にマイニングのレートが半分になる。
1000万人になったらマイニングレートは0になる、と今のところ発表されている。

現実通貨との取引可能にするまでに、一番確実なものにしなければいけないのはセキュリティー面だろう。
しかし、プロジェクトとして仲介者を介さないグローバルな金融システム、という構想に
反エスタブリシュメント的希望が感じられ、このプロジェクトの行く末に期待したくなる。

Piを試してみたい方はリンクから携帯にアプリをダウンロードし
よければinvitation code: ChartreuseM
をお使いください。
現時点では無料で登録、マイニングに参加できます。