はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

ボジョレ

2010-11-26 16:12:39 | Weblog
ボジョレなんて若くてたいしてうまくもない、と
どちらかというと飲まず嫌いだったのだけれど、
地元のマルシェ(市場)の抽選で
ボジョレのボトルが当たったので、夕食の時に飲んでみた。

なぁんだ、おいしいじゃん。

若くて軽いけど、それはそれで冷やして飲むとおいしい。

というわけで何年かぶりのボジョレ、乾杯。

やっぱりすごいバチカン

2010-11-21 17:38:41 | Weblog
私たちはローマの中でもバチカンの近くに滞在した。
バチカンは正しくはバチカン市国といい、
ローマ市内にある世界最小の主権国家。
サン・ピエトロ寺院というカトリックの「総本山」
のような教会とバチカン博物館(システィーナ礼拝堂含む)が
国土の大半を占めているんじゃないか、という印象。

ここに富と権力が集中していた(る?)ことは
明らかで、清貧を説くプロテスタントなどからは
格好の批判の対象になることは想像できる
(カトリック内でも複雑な思いで見る人はいるだろう)。
でも富、権力、知の集中なくしては世界レベルの
建造物、文化的創造はないわけだし、バチカンは
間違いなく世界でもトップレベルの傑作揃いの場所。

ミケランジェロのアダムの創造
(神がアダムに手を差し伸べる絵)
がシスティーナ礼拝堂にあることを行って見るまで
知らなかったのは恥ずかしながらご愛敬。

サン・ピエトロ寺院の売店で売り子をするシスターは
多くが多言語を話すようで、べべに向かっては
フランス語で話しかけてくれたりした。
自分の思い出のため、天使のキーホルダーを購入。

トレビの泉だ、スペイン広場だ、とローマ市内にも
見どころは沢山あるけれど、何といっても
やっぱりすごいバチカン。

ちょっとそこまで

2010-11-20 16:29:59 | Weblog
4泊5日でローマへ。
今回は出張ではなく遊びで。
パリ・ローマは飛行機で2時間。
時差もないので楽。

今はオフシーズンだし、パリ・ローマ間は
格安航空会社の便もあることもあり
夏休みの国内旅行に比べてもかなり安くで行けた。
ちなみに飛行機代が3人分で450ユーロ、
宿泊代が3人で300ユーロ。
それに比べるとオルリー空港までのタクシー代に
片道50ユーロ以上かかったのが割高感がある。
(現在1ユーロ=114円。)

宿泊はベッド&ブレクファスト(B&B)で。
B&Bは朝食付きの民宿。オーナーが親切で
ベビーベッドやおもちゃ、べべの朝食まで
無料でサービスしてくれたりしたので大助かり。

機内でべべは窓から雲を見たり、(日ごろは食べさせていない)
ポテトチップスを食べたりしながら機嫌よく過ごしていた。
行きも帰りも降りた後の第一声は
C'etait bien! (よかった!)

ローマはうさんくさいけど憎めない感じの街。
パリも相当相手次第、交渉次第だけど
ローマはそれ以上という印象。
パリよりは一見さんにも総じて感じはよいのはプラス。

レストランではレシートの料金が
しれっとメニューの値段より高くなっていたりするけど
言ってみると「あー、これ日替わりメニューだから
値段が機械にちゃんと反映されてなかったんだねー。」
なんて、明るく言って訂正したりする。
(フランス同様適当王国なら悪気なく間違ってた、
ということもありえるんだけど真偽のほどはわからない。)
かたやあるレストランに2度行ったときには
二度目の時にはべべのためにハーフポーションで
オーダーできるようにしてくれたりもした。

行ってよかったか、といえば断然「はい」。
住みたいか、といえば、私にとってはフランスが
適当王国の限界ラインかな、という感じ。


本当に謎

2010-11-12 16:42:29 | Weblog
日本ではベルキューブの名で販売されている、
アペリキューブというチーズがある。
小さめサイズで個別包装になっていて、
裏側になぞなぞが載っている。

なぞなぞの内容はフランスのテレビや芸能ネタ
など大衆的なものが多く、私にとっては
答えの見当もつかないものがほとんどなので、
もっぱら私は出題専門。

それを見ているとべべも出題したくなるらしく
自分で包みをむいては出題する。

はじめのころの問題の定番は
「ケスチョン!」(英語でいうクエスチョン、すなわち問題)
「パパ、ママ、OO!」(OOはべべの名前)
というシンプルながら答えに窮する質問だった。

ところが最近は若干レベルアップ(?)してきて
「あ、ぴゅ、めろん、え、ま、しょこら、しゅ、
る、で、でゅ、ゆ、く、しゃ。」と響きは
どちらかというとフランス語。
しかも読んでいる風にそれらしく言う。

ママはいずれにせよ、答えられない。


おしめをとるメリット

2010-11-11 14:32:09 | Weblog
保育ママさんの2人の子どもは6歳と10歳。
ふたりとも小学校に通っている。
それをみているので、べべも学校に通いたいらしい。

フランス語では幼稚園はエコールマテルネル、
小学校はエコールプリメールという。
どちらにせよ、エコール(学校)という言葉で始まる。

前置きがちょっと長くなったけれど、以下が本題。

ある日保育ママさんがべべに
「べべ、エコールに行きたいならおしめがとれないと
だめだね。エコールに行くにはトイレでちゃんと
うんちとおしっこできるようにならないとね。」
といった。(本人の名誉(?)のために補足すると
今の基本は大はおまる、小はおしめ。)

その後日保育ママさんが「べべ、トイレいく?
エコール行きたいならトイレでできるようになろう。」
と言ったところべべが
「エコールはまだ(ecole, pas encore)」と答えた。

来年から幼稚園だね、と日ごろ言っていたのを憶えていて
「自分はまだエコールには行けないんだよ」
という意味で答えたと思われる。

というわけでエコールをえさにおしめ卒業、
というシナリオは使えなかった。

季節性インフルエンザの予防接種

2010-11-10 14:58:02 | Weblog
季節性のインフルエンザの予防接種を受けた。
会社で無料で受けさせてくれる、というので。
子供のときに予防接種をして熱が出て以来、
自分から進んで予防接種を受けることはなかったのだけど
自分がかかって家族に伝染することを予防するためにも
受けることにした。

フランスでは注射の際には起こりうる副作用の
説明の紙を渡される。そこにはかなりヘビーなことも
書かれているのだけども、自分はそうはならないだろう
と思って(信じて)受ける。

無難に過ぎますように。

おしおき

2010-11-03 12:14:35 | Weblog
ある日べべがくまのぬいぐるみを自分の部屋につれていき
床の上に座らせた後戻ってきて「くまさん、エ、ピュニ」
といった。訳すと「くまさんはおしおきされた」
という意味。

どうしておしおきされたの?と聞くと
「くま、ネクット、パ、OO」(OOはべべの名前)という。
くまがべべの言うことを聞かないから、ということらしい。

べべは保育ママさん宅や家で、あまりにもいうことをきかないと
おしおきで別の部屋に連れて行かれて落ち着くまで座っているように
言われることがある。それをくまさんに応用した、というわけ。

くまちゃんは悪くないとおもうんだけど。