はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

連休

2008-04-30 12:42:24 | Weblog
日本でもゴールデンウィークに入っているけれど
フランスでも5月は祝日が多い。
1日がメーデー、8日が第二次世界大戦の終戦記念日。
日本人としては5月8日を終戦記念、というのは
ちょっと抵抗があるけれども祝日なのはうれしい。

産休前に取らないと消えてしまう有休が何日かあったので
それらと祝日を合わせて連休をとることにした。
クリスマス休暇以来の長期休暇。

ちなみにフランスでは例えば明日から休みをとる場合、
「今晩から休暇」という言い方をする。
会社を一歩出たときから休暇がはじまるって感覚は
いかにもフランス。

ブドウ糖負荷試験

2008-04-29 13:10:02 | Weblog
フランスでは日本よりも妊娠性糖尿病になる妊婦が多いらしく
(お医者さんいわく東洋人のほうが少ないらしい)
こちらでいう妊娠7ヶ月になるとブドウ糖負荷試験という
糖尿病の検査を行う。

手順は以下の通り:
1.朝なにも食べずにラボに行く
2.一回目の採血
3.75mlのブドウ糖の液体を飲む。
4.2時間待つ
5.2度目の採血

書くとまったく大したことのない試験なんだけど
このブドウ糖液の糖分含有量が多いからか、
飲んだ後しばらくやたらと体がだるくなった。
ちなみにこの液体、オレンジ色でめちゃめちゃ甘い。
どこから見ても体に悪そうな感じ。

こんな激甘なもの飲むことなんて通常ないんだから
こんな試験で異常が発見されたって困る、とか思いつつ。

めちゃめちゃ不健康な朝だったので
昼はちょっと遠出して
化学調味料不使用がウリの店で野菜ラーメンに決定。

本当にいるもの

2008-04-26 23:08:24 | Weblog
生まれて初めて赤ちゃんグッズ屋さん
(って何と呼べばいいのか分からなかった)に行った。

ベビーカー、ベビーベッドからはじまり
赤ちゃん用の洋服、おもちゃ、などなど
たくさんのものが売っていて、圧倒された。

この中で本当に必要なものはなんなんだろう?
友達で赤ちゃんを育てている人にでも聞いてみないことには
気づけばお店の思うつぼになっちゃいそうな気がする。

いずれにしても引越しに続き、出費がかさみそうな予感。

うれしい発見

2008-04-24 20:24:57 | Weblog
家を探している時には気づかなかったけれど
新居に住み始めてから、家のまわりにある
いろんなものを発見している。

その中のひとつがアジア系の食料品店。
店の半分は普通の八百屋だけど
もう半分のエリアでアジア食材を売っている。

店員さんはたぶん中国系だけど商品は
中国だけでなく韓国、タイ、日本などアジア各国の物を置いている。
日本食材だけを見ると品揃えが充実しているとは言えないけれど
いろんなアジア食材があるのは楽しいし、
家から徒歩圏のところで米やしょうゆが買えるのはうれしい。

早速タイレッドカレーペーストやらごま油やらを購入。

購買意欲

2008-04-23 23:14:25 | Weblog
赤ちゃんグッズはまだなにも買っていないけれど
そろそろカタログやネットを見始めた。

そこで気になったのが「ベビースリング」。
この名前さえ今まで知らなかったのだけれど、
赤ちゃんを抱っこするのに便利な
大きな布でできたもののこと。

先日はベビーカーでひと通り(一人で)
盛り上がっていたのだけど
もしかしてスリングでいいものを見つけた方が
移動は軽快で楽しそうかも、と思った次第
(もちろんベビーカーも買うとは思うけれど)。

フランスに来てからというもの、
自分の洋服に対する購買意欲はイマイチ低かったけれど、
マタニティーグッズに続きベビーグッズで
購買意欲に火がついちゃいそう。

産院へ

2008-04-21 21:50:42 | Weblog
フランスでは妊娠初期は婦人科医にお世話になり、
6ヶ月(7ヶ月かも?)以降産院に行く。
というわけで今回初めて出産予定の病院へ。

検診内容は婦人科医でやっていたことと対して変わらないけれど
実際に出産する予定の病院でもしかしたら担当医になるかもしれない
お医者さんに会うと、いよいよ出産が近づいている気がしてくる。

幸い今回もなにも問題は発見されなかった。
が、期待していたエコグラフィーは今回はなくて来月までお預け。

Sacred Monsters

2008-04-19 23:52:36 | Weblog
シルヴィ・ギエムとアクラム・カーンの「Sacred Monsters」
という舞台をシャンゼリゼ劇場で観た。
バレエ色の色濃く残るモダンではなく、全くのコンテンポラリーの作品。

シルヴィ・ギエムは100年に1人とも言われる元パリオペラ座のエトワール。
アクラム・カーンはインド古典舞踊のダンサー・振付家
(ということを今回知った)。
昔、バリシニコフと玉三郎とかがコラボレーションしていたけれど
お互いに全く異なるジャンルで一流の人たち同士って
何かやりたくなるんだろうな。

自分もコンテンポラリーダンスを踊っていたこともある割には
観客として見るとコンテンポラリーの作品は
「どこかで見たことある(けど古典ほど普遍性もない)」か
「新しいことをやろうとしているけど、それだけで作品としては退屈」
ということが多い。

が、この作品は古典を極めたふたりがコンテンポラリーの
表現の自由さを取り入れて今の時代に創った作品
という感じがしてわくわくしながら見た。

個人的には作品冒頭のギエムのソロはギエムのオーラ以外
作品としては大して感じることのないものだったけれど
それ以降は全体的には見入ってしまい
休憩なしの80分足らずがあっという間。
舞台美術と衣装もいいなぁと思ったら両方日本人の作家だった。

彼らがそれぞれ子供のときや過去のダンサーとしての
エピソードを話す場面も掛け合いが楽しい
(ギエムはいかにもパリジェンヌな英語で話していた)。
同じ振りを踊っても質感が全く異なるふたりだけど、
その違いが舞台全体の表現を豊かにしていた。

ロテサリー(回転式)オーブン

2008-04-17 23:32:45 | Weblog
新しい家になって増えたもののひとつ。
これがなかなかよい。
金属の串に肉の塊を刺しさえすれば
オーブンの中で串が回転し全面まんべんなく焼け、
フリントストーン(原始時代を舞台にしたマンガ)に出てくる
肉、みたいなのが作れる。

ローストチキンなどをつくる際に余分な油が落ちてくれるので
身だけでなく皮もおいしく仕上がる。
加えてお客様のときなど、はじめにオーブンに入れたら
あとは放って置いても出来上がるのも良い点。

今まで試してみたのはチキンと子羊
(子羊はさすがに丸ごとではない)。
子羊は料理によってはにおいが強いけれど
ロテサリー機能をつかってみたところ
ただ焼いただけでもおいしく仕上がった。

ロテサリー機能、なかなか活用できそう。

いよいよ

2008-04-14 12:06:32 | Weblog
ここ10日間ほど、日に日にお腹が大きくなってきている気がする。
今までも既にボトムスはマタニティーウェアにしていたけれど、
トップスはものによっては妊娠前に買ったものが着られていた。

が、今朝マタニティーウェアじゃないシャツを着ようとしたら
ボタンが閉まらなかった。

妊娠を口実にここ数ヶ月、かなりくだけた格好で出勤していたけれど
いよいよ上下ともにマタニティーウェアじゃないと無理になってきた。

マタニティーウェアって着られるのが数ヶ月だし、と思うと
あまり沢山買い揃えるのは憚られていたけど
ここまでお腹が大きくなってくるとそうも言ってられなくなってきた。

街で見かけるお仲間

2008-04-12 18:19:41 | Weblog
日本の街で妊婦さんを見かけることは稀な気がする。
私自身が注目していなかった、ということももちろんあるだろうけど
たぶんまず寿退社がまだまだフランスよりは多いこと、
結婚後仕事を続けていた人でも妊娠してお腹が大きくなってくる頃には
退職している人が多いこと、が挙げられると思う(統計に拠ってではなく感覚的だけど)。
加えて妊娠中は出来るだけ家で安静に、という風潮もあるのかなと想像する。

それと比較するとフランスでは通勤時にしても
スーパーに買い物に出かけたときにしても、妊婦を良く見かける。
世の中のみんなが妊婦を見慣れている、というのは悪くないと思う。