はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

シンプルで難しいもの

2015-01-30 10:22:44 | モーリシャス:食
前回日本に行った時、Sがとても気に入ったお菓子、カステラ。
モーリシャスに来るときにもわざわざ空港で買って持ってきた
(日本の空港には桐の箱に入ったカステラが売っている!)。
が、それ以来しばらく食べていなかった。
モーリシャスには売っていないし、カステラ=買うもの、という
イメージがあったため。

が、ふと作ってみることを思い立ち、挑戦。

作業工程は簡単だけど、ディテールが細かい。
卵をミキサーで混ぜるときに湯せんする、
混ぜる時間は6分間、などなど。

ちなみに私の見たレシピの場合、
オイルもバターも入っていない。
材料は卵、砂糖、強力粉、はちみつのみ。
知らなかった。

結果そこそこ満足の出来のものができたが、
まだ改良の余地はありそうだったので1週間後、2度目の挑戦。

カステラは焼いてから48時間ほどおいてからのほうが
おいしくなるらしいので、今は待っているところ。
今回はどんな結果か、どきどき。


竜眼

2015-01-23 15:36:12 | モーリシャス:食
リュウガン、という果物。
ライチの季節が過ぎるリュウガンの季節。
ライチに少し似ているけれど香りが違う。
皮をむいたところの見た目が竜の目のようにも見える。

ライチよりも小さいが、実の大きさに比べて
種は大き目なので食べられるところが少ない。

Uはリュウガンも好きな様子。
一度に6、7個は食べる。

ちなみにフランス語ではロンガンという。

手作りおやつ

2015-01-20 14:44:37 | モーリシャス:食
基本的に毎日家にいる。
おいしいお菓子がデパ地下に売っているわけでもない。

そんな理由からこのところ家でおやつをつくることが多い。

定番は

マドレーヌ
ヨーグルトケーキ(スポンジケーキみたいなもの)
ナベット(南仏のシンプルなビスケット)
チョコチップクッキー(がっつり甘いアメリカンなタイプ)
ティラミス

卵、小麦粉、砂糖、バターの消費量が半端ない。
つくった分食べていると思うと恐ろしいけど
素朴でおいしいのでしばらくはやめられそうにない。

日本大使館、領事出張サービス

2015-01-19 16:02:15 | モーリシャス:日常生活
モーリシャスには日本大使館がない。
大使館・領事館の諸手続は
在マダガスカル日本大使館が兼任してくれている。

モーリシャスのように在留邦人が少ない国に住んでいると、
自分から名乗りをあげておかないと
無きものとされてしまいそうなので、
しっかり在留届も出してある(フランスでも出していたが)。
そうして「ここに日本人いますよ~」と主張しているつもり。

来月にはマダガスカルから領事出張サービス、
ということで来てくれるらしい。
モーリシャス在住日本人宛て、ということで
メールを領事館の方から直接いただいた。
フランスだと大使館から何か連絡をもらうことなんて
まずないので、軽く驚いた。

せっかくなので、利用させていただきます。



サイクロン

2015-01-13 11:30:08 | モーリシャス:日常生活
がモーリシャス付近に接近している。

まず、サイクロンと台風の違いはいうと
サイクロンとは低気圧を指す一般的な用語、
台風とは北半球の東経100度〜東経180度に位置する
トロピカル・サイクロンのこと。
トロピカル・:サイクロンとは熱帯性低気圧の構造をもつ
低気圧のことで、一つづつ命名される。
今回近づいているものはBansiという名前。

ということで、モーリシャスでサイクロンと
呼んでいるものはトロピカル・サイクロンのこと。

なぜサイクロンの話題を出すかと言うと、
サイクロンのせいで(おかげで?)
Sの学校が昨日、今日と休校になっているため。

気象庁が出す警報レベルが2になると休校、
3になると仕事も休みになるとのこと。
もちろんうちに来てくれているJさんもその例外にあらず。

♪学校ぎらいの子どもらで 
風がふいたら遅刻して
雨がふったらお休みで

っていう「南の島のハメハメハ大王」の歌を
地で行っている感じ。

昨日、今日はいまのところずっと警報レベル2。
でも経過予想からすると今夜ぐらいから3に上がるかも。
Jさんをはじめ勤めている人たちは3にあがるのを
わくわく待っているに違いない。

小包

2015-01-09 17:25:10 | モーリシャス:日常生活
日本からの小包もモーリシャスには届く。
ただし、時間がかかる。
そして、なぜか家まで届けてくれない。

手順は以下の通り。
1.小包が首都の中央郵便局まで届いた旨、最寄りの郵便局から連絡の紙が届く。
2、最寄りの郵便局に行き、最寄りの郵便局まで小包を郵送してもらうか、
  中央郵便局まで取りに行くかを伝える。

中央郵便局に行く場合
3A.中央郵便郵便局に取りに行く。取りに行くとその場で職員が中身を
  チェックして問題なければ小包を渡してくれる。
  ただし、食品が入っている場合は朝11:15までの受付。

最寄りの郵便局で受け取る場合
3B.最寄りの郵便局に小包が届いた旨、紙が届く。
4B.最寄りの郵便局で受け取る。

で、1ツ目の小包。最寄りの郵便局引き取りを選択。
上記3Bの紙が1カ月経っても届かなかったので試しに
最寄りの郵便局に行ってみたら、2週間以上前に紙を郵送した、という返事。
どこで紙はなくなったのか。結果的には小包は無事ひきとれた。

2ツ目の小包。上記のことで懲りたので中央郵便局で引き取ることに。
1回目、受付時間が11:15までとは知らず、撃沈。
2回目、大みそかにつき受付時間が短縮されており、撃沈。
3回目、やっと引き取り成功。

結果的には届いているとはいえ、なんだかまどろっこしい。
しかも何故自分で取りに行かないといけないのか。

教訓:最寄りの郵便局まで郵送を依頼したほうが楽。
依頼した場合は紙が届いても届かなくても
10日をめどに最寄りの郵便局に行ってみるとよい。

ライチ

2015-01-07 10:56:58 | モーリシャス:食
モーリシャスに来てから話題が動物と食べ物に偏っているが
今回もその例に違わず。

12月はライチの季節。
輸入品ではないライチは新鮮でみずみずしくて甘くて絶品。

ご近所さんの家にはライチの木が生えており
沢山の赤い実をつけている。
うちはマンゴーの木もなければライチの木もない。
借家だから仕方ないけど、残念。

近所の軒先(常設の店)では小枝に付いたままのライチを
1キロ200ルピー(約670円)で売っている。
他の果物と比べると高価。それでもおいしくてやめられない。
次男Uも気に入っておりチイチ(ライチ)、と言う。
一度に4個ぐらい食べる。
長男Sは同じ年齢の頃洋ナシが好きでポア(ポアール)と
言っていたっけ。

ライチは一年中あるわけではなく、初夏の食べ物らしい。
そのタイミングでモーリシャスに来る人にはオススメ。


ホロホロチョウ

2015-01-05 15:16:22 | モーリシャス:日常生活
が2羽、うちの庭を散歩していた。
顔は青く、体は黒地に白のドット模様で美しい。
大きさは鶏より一回り大きい。
そのサイズの鳥が勝手に庭で散歩してるモーリシャス。

私がホロホロチョウを眺めながら
常夏のパラダイス感にひたっていたところ、

H:これ、つかまえるのかなり難しいんだよね。飛んじゃうから。
義母:捕まえられたら、下処理は私ができるんだけどね。

フランス人にとっては鑑賞して堪能するものではなく
おいしい食材なんだね。

なお、モーリシャス人はホロホロチョウを食べない。
だから呑気に散歩できてるわけだ。




初バス

2015-01-04 15:30:01 | モーリシャス:日常生活
初めてモーリシャスのバスに乗車。

私が「難易度高すぎ」とか言って渋っていたら
Jさんが「じゃあ一回一緒に乗りますか?」と
言ってくれたのでバスで街まで行って見ることにした。
そしたら、息子やら年末年始の休暇中遊びに来ている義母も
行きたい、と言いだしたので総勢6名の大所帯での乗車になった。

バス自体は中はきれいだし、思ったよりは快適。
クーラーはないけど風が吹きこむのでそこまで暑くはない。
次男がおとなしくいい子にしてくれていたので心労は少なかった。
ただうちからバス停まで結構歩くのと、
目的地に行くまでに、途中いろんな村を回って
随分遠回りして行くので家から往復した暁には結構疲れる。

バスの車両は日本なら長距離バスで使われるようなタイプの旧型。
全座席が進行方向を向いている。

バスの支払いは乗車してから。
車両の中を回ってくる車掌さんに行き先を告げると、
金額を教えてくれる。今回はQuatres Bornesという街までで
大人が31ルピー(100円余り)、子供は17ルピー。
所要時間は35分程度。

老若男女が普通に乗っており危なさは全く感じない。
が、乗ってみても路線図があるわけではなく、
料金表があるわけでもなく、やっぱりよくわからない。
行き先もバス停の名前を告げたのではなく、
街の名前を言っただけ。きっとエリア料金なんだろう。
「次OOです」なんていう車内放送なんてもちろんない。
代わりにクレオール語の調子のいい音楽が流れていた。
(帰りは静かだったので、車掌さんの好みか?)

普段車で通過しているところでも、バスでゆっくり行くと
見え方が違って面白い。
旅先でローカルな雰囲気を味わうにはいい。
でもこれを毎日の移動の手段にするにはまどろっこしいだろうな。