はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

Dodo Quest

2018-06-18 13:25:16 | モーリシャス:観光スポット
長男の誕生日会をした。今年で10歳。
7月生まれなのだけど、7月だと長期休暇に入っており
子供達の出席率が悪くなるので今月のうちに実施。

今年はDodo Questという脱出ゲームの場所で。
長男と同世代の9歳から11歳の男の子、合計6人。
今までで初めて女の子の出席者のいない誕生日会になった。
そういうお年頃なのか。

全部で5種類ある部屋のうち、今回はPrison Breakという
脱獄するテーマの部屋で。
子供達だけで参加させようとしたら、この年齢だと一人
大人が付いていた方がいい、と言われ急遽私も参加。

・無理やり力づくで出ようとしないこと
・シールの貼ってあるところは本当の電源なので触らないこと
・参加者全員で協力して取り組むこと
などの注意を受け、いよいよ開始。
全員めちゃめちゃ興奮しててやる気満々。いい感じ。

まず、参加者全員オレンジ色の囚人服を着せられる。
が、そもそも大人用のアクティビティーなので
囚人服のサイズも大人用。
みんな相撲の着ぐるみを着てるかのような感じに。
で、頭に袋を被せられ何も見えない状態で歩いて
牢獄に連れていかれ、壁にくっついている手錠をかけられる。
(私は助っ人扱いなので手錠は無し。ほっ。)
そこからゲームスタート。制限時間は59分。
途中あまりにもどうにもならなければ、インターホン越しに
スタッフの人にヒントをもらうことができる。

ゲームの詳細は割愛するが、よく練られており、
インテリアも小道具もなかなかのクオリティー。

唯一の大人である私は本来なら時間を見ながら
適切なヒントを出しつつ、みんなをいい具合に
誘導する役割だったのだろうけど
難解すぎて、子供と一緒にただただ必死に
方法を探しているだけで終わった。

始める前は「ヒントは一切もらわない!」とか
強気で言ってたけど、最後10分は何度も
インターホン越しにヒントをもらってやっとこさ。

悪戦苦闘の末、50分で脱獄成功。
長男をはじめ参加してくれたお友達も
楽しんでくれたようで、まずは何より。

終了後、スタッフの方が本来やるべきだったこと
を説明してくれて、やっと全体像が理解できた。
それはヒント無しじゃ無理だわ、と思うレベル。
ひとつひとつのアイテム・事柄を見つけても、
それをうまく論理的に組み合わせて解決しないと正解に至らない。
やっている間はそういう思考がそもそも欠けていた。

私は初めてだったけど、脱出ゲームは
今世界中で流行っているらしい。
新しいタイプのアトラクションとして人気が出るのもわかるし
ビジネスとしても大した初期投資はいらなさそうなので、
各地で作られているというのも納得。
長期的にはともかく、ここ数年は流行りそう。

カノニエ・ビーチコマー

2017-02-25 16:43:41 | モーリシャス:観光スポット
正式にはCanonnier Beachcomber Golf Resort & Spaという。
島北端、グランベという街にあるファミリー向けリゾートホテル。
ゴルフコースはないのに、なぜかゴルフ、とついている。昔はあったのか?
今回は家族と私の父(じぃじ)と一緒に2泊。
うちから車で1時間20分ぐらい。

今回決め手になったのは、ファミリー向け2ベッドルームの部屋が
このホテルにはあったことと、滞在中食べ放題・飲み放題の
(オールインクルーシブという)プランがあったこと。

グレードは4つ星。トップクラスのラグジャリーホテルに比べると
建物の外装も内装もシンプルだし、レストランも普通。
でも子連れで行くにはとても良かった。

キッズクラブも月曜から日曜まで休みなくやっているし、
プールも深すぎないし、
グラスボトムボートやカヤックなど子供とできる
アクティビティーも色々ある。スタッフもフレンドリー。
ホテルのホームページにもファミリー向け、と書いているだけあって
子連れが多い。私たちにとっては気兼ねなく過ごせるという意味で良い。
逆にカップルで落ち着いたバカンスを過ごしたいなら向かないかも。

今回人生初の経験として水上スキーをやってみた。じぃじも一緒に。
初日は紐で引っ張ってもらうのではなく、
ボートの横に付けてある金属の棒につかまって練習。
2回ほど立てなかった後、3回目にできた。肩甲骨あたりの筋肉と背筋を使う。
2日目は紐で引っ張ってもらったけど、なかなかうまくできず
最後は金属の棒で引っ張ってもらった。初日よりはバランスが取れた。
海の中だし、制御できないし、予想以上に体力を使う。10分でヘロヘロ。
余裕でカッコよく滑っている人、すごいな。

東京在住時代は基本インドアで、スポーツなんて興味なしだったけど
環境が変わればやることも変わる。
今でも気持ちはインドア派、運動系よりは文化系なんだけど。


ジルワ・アティチュード

2016-08-21 16:04:40 | モーリシャス:観光スポット
残り少ない夏休み、Zilwa Attitudeというリゾートに家族で宿泊中。

ここはモーリシャス的なことをウリにしているリゾート。
とはいえもちろんサービスがゆるいこと、とかそういうことではなく
(それはモーリシャスのどこでも否めないんだけど)
建物の外装、内装、食事などがモーリシャステイストな
ちょっとブルジョアボエムで、くだけたおしゃれな雰囲気。
島の北端、海がとてもきれいなエリアにある。

家族で来るにもとても良いところだけど、
カップルでも悪くないと思う。

よいのは追加料金なしのアクティビティーが充実している点。
キッズクラブが3歳から12歳まで参加可能なのも
我が家にとっては兄弟で一緒に参加できるので大助かり。
キッズクラブではいかだに乗っての宝探しやら、日没後のカニ獲りなど、
ビーチリゾートならではの催しが毎日ある。
他にも家族、カップルで楽しめるアクティビティーとして
グラスボトムボートと言う船底の一部がガラスの船で
沖まで行って魚を見るツアーなどもある。
長男とHはカヤックやら、ヨットやらを次男の昼寝中に堪能した模様。
ホテルのコンセプトにずれるからか、ゴルフはない。
空中ブランコもない(ないのが普通)。

ただ、いわゆる高級リゾートと比べると、食事に期待してはいけない。
そもそもモーリシャス料理にフランス料理やら日本料理のような
洗練された料理はない。
でもトータルとしては満足度の高い時間が過ごせる、
コストパフォーマンスのよいリゾート。
日本からのお客さんでも始め数日ここでモーリシャスの雰囲気を味わって、
その後いわゆる高級リゾートでくつろぐ、とかはありだと思う。

…はぁ、誰か日本からお友達、来ないかなぁ。
パリに比べて、やっぱり来てもらえないんだよなぁ。

ラヴァンチュール・ドゥ・シュークル

2016-08-08 10:18:55 | モーリシャス:観光スポット
L'Aventure du sucreという
元製糖工場を改築して作られた博物館に行く。

モーリシャスの歴史と、主要産業である砂糖の作り方が学べる。
工場の装置はかなり大きくて、物理的に見応えがあるけど
内容としては前半の歴史の方が興味深い。

インド洋の小島とはいえ、モーリシャスは
植民地時代の大国の関係、植民地政策、奴隷の歴史を知ることができる
なかなか面白い場所だと思った。





ライオンと歩く

2016-06-20 10:18:51 | モーリシャス:観光スポット
縁あってライオンと歩くツアーに同行した。
自ら進んで行くことはないので、これもいい機会かと思い参加。
参加者は全部で12人程度。それに引率者。

まず、
大声を出さないこと
走らないこと
座らないこと(物を取る程度はOK)
ライオンに背中を見せないこと
1メートルぐらいの棒を離さず持っていること
などの注意を受ける。

ライオンとのミーティングポイントで参加者が1列になって待っていると
向こうの方から引率者と一緒にライオン達がやってくる。
なんだか私たちは芸能人の出待ちでもしているファンのよう。

その時によって、担当ライオンは変わるが、
私が行った時には1歳の双子(2頭)。

自分に飛びかかってこれる距離にライオンがいることに
初めはびびるけれど、慣れてくるとかわいい。
雰囲気は大きな猫。英語でbig catというがそのまま。

一緒に歩く、といってもライオン様がお散歩されるのに
合わせて後ろからついていく、というイメージ。
あくまでライオンのペースに合わせる。
ライオン達は広い森で動き回れるのがうれしいようで、
あっちに行ったりこっちに行ったり遊んでいる。

しばらくいったところで、ライオン達の機嫌もいいということで
写真+ふれあいタイム。
引率の人がライオンがなにもしないか目を光らせている中
参加者が順番にライオンの横に行き、
撫でたり、写真を撮ったりする。

で、撮ってもらったのが今回の写真。

行くまでは特にワクワクしているわけではなかったのだけど
思いのほか楽しんでしまった。



クラブメッド・アルビオン

2016-06-09 22:56:56 | モーリシャス:観光スポット
クラブメッド・アルビオンに家族で宿泊。
クラブメッドはオールインクルーシブのバカンス村。
モーリシャスにはふたつ、日本にも北海道と沖縄にある。
今回行ったのはうちに近い方。

こういう場所について書くときにはきれいな写真1枚でも
あれば親切だと思うのだけど、いつも写真を撮り忘れる。

子連れにはキッズクラブも充実しているし悪くない滞在先。
大人のカップルの場合、ラグジュアリーな雰囲気よりも
カジュアルでフレンドリーな雰囲気がよければここもあり。
ただし中国からの観光客がたくさん滞在しているので、
中国人に間違われることはまず間違いない。
スタッフのひとりと話しているときに
「あなたが唯一の日本人家族ですね」と言われたので
そういうデータがどこかで共有されているのかもしれないけど。
ちなみにそのスタッフは台湾から来た人だった。

またある人(G.O.とする。恐らくインド系モーリシャス人)との会話。
G.O.:どちらからいらしたんですか?
私:今はモーリシャスに住んでいますが、日本人です。
G.O.:中国人でフランス語を話されるとは、珍しいですね。
私:私は中国人ではなく、日本人ですが、日本人でも珍しいかもしれません。
G.O.:あー、なんというか、アジアの人…では珍しいですね。

多分モーリシャス人お得意の、
彫の浅い東洋人は全部中国人ってくくりなのだろう。
ホテルの人でもそういう人いるんだな。
悪気はなさそうなので、腹は立たないけど。

ここのアクティビティーの中に空中ブランコがある。
あのサーカスとかでやっているやつ。しかも屋外。
バカンスのアクティビティーとしては不思議なオプションだが
私は行く前からとても楽しみにしていた。
にも関わらず、時間が合わず今回はできなかった。悔やまれる。
また来たい。それまでに握力を鍛えないと。
空中ブランコ、そこまでしたいか?と言われそうだけど
そこまでしたかったんです。

カタマラン デイクルーズ

2016-05-16 12:18:51 | モーリシャス:観光スポット
カタマランとは双胴船のこと。
デッキが広く安定しているので、子連れで乗るにも適している。

Hの誕生日祝いを兼ねて家族で週末、カタマラン・デイ・クルーズに行く。
家から車で5分程度行ったところにある港から出港。らくちん。

朝9時出港、午後15時頃帰港の1日コース。
幸いオフシーズンなので、うちの家族のほかはカップル1組のみ。
カップルさん、同行者がロマンチックじゃない家族連れでごめんね。
30人店員の船なのでだいぶ余裕がありラッキー。

始めはお決まりのイルカウォッチング。
カタマランの方が普通のボートより甲板の高さが高いので見えやすい。
しかも今回は船のすぐ近くまで数回イルカの集団が来てくれた。
前回の泳ごうとするツアーよりも満喫。

その後はスノーケリングスポットへ。
船からパンを撒くと、すごい勢いでたくさんの魚が来る。
水も澄んでいて、海や魚に特別な思いがない私でさえ
自然の美しさに感動する。

お昼は船上でBBQ。
次男がエビの串を2串も食べた。1串=3エビ。
いつもはそんなにエビ好きでもないのに。
風に吹かれて海を眺めながらのバーバキュー。気持ち良い。

午後はベニティエ島に寄って散歩。
ここの海岸はサンゴ礁のためか波がないので
2歳児でも海岸をバシャバシャ歩ける。
ベニティエ島の周りの海はエメラルド色でとても美しい。

あとはゆっくりもと来た港へ。
船の場合、移動自体が目的になるぐらい気持ち良い。
幸い誰も船酔いもなく無事帰港。

船員さんもみんな感じ良く、
天気にも恵まれ、快適なクルーズ。

モーリシャスに住む外国人の中には
モーリシャスにはなにもない、という人もいるけど
その土地土地であるものが違うだけだ。
ここにいるときは、ここにあるものを楽しもう。



外国人観光客ごっこ

2016-03-26 23:22:19 | モーリシャス:観光スポット
久しぶりに首都ポートルイス(Port Louis)の
マルシェ(市場)に行く。

予想以上に人が多かったことに閉口しつつ、土産物を売っているエリアへ。
気分は一気に外国人観光客。「フランスから来たの?」と
聞かれても否定せず、その気分を満喫。

いつもなら見向きもしないような、ジャンベ(太鼓)やら、
筒状のパーカッションやらを子供のためという口実で購入。
さらにドードーの絵のついたTシャツに至っては
主人Hと子供二人分、購入。
なくてもいいものばかり、よく買った。これぞ無駄づかい。

やー、でも観光客ごっこ、妙に楽しかった。

サイがいた

2016-01-25 10:40:27 | モーリシャス:観光スポット
このブログでも何度か出てきている、うちの近所
カゼラ・ワールド・オブ・アドベンチャー。
長男Sがジップラインをやりたいというので行く。

Hと長男がジップラインをしている間、次男Uと私は
サファリというアクティビティーに参加。
園内でも野性味残るエリアに放し飼いにされている動物を
窓のない4駆のバスに乗って見て回るツアー。
前回の記憶では、雰囲気はサファリだけど
ライオンやキリンなどアクセントになりそうな動物は
サファリとは別の場所にいるため、地味な印象のツアーだった。

が、今回はサイがいた。
全く知らなかったので軽くびっくり。

というわけで今回出会えた動物たちは
ホロホロ鳥
ダチョウ(Uはがちょう、がちょう、と呼んでいた)
乗馬中の馬
シマウマ
ガゼル(多分)
サイ

サイがいてくれた分、幾分盛り上がるサファリになった。

ちなみに昨年あたり「カゼラにラクダがくる!」という広告が出ていたが
ラクダはいなかった。
インド洋の島でラクダ、ってどういう基準で動物を選んでいるのだろう、
とは思っていたのだが。



 

イルカと泳ごうとするツアー

2015-10-26 14:47:35 | モーリシャス:観光スポット
パリから友人が来たので友人家族と一緒に
イルカと泳ぐツアーに参加。

私の住んでいるエリアはモーリシャスでも
イルカが見られる海からとても近い。
にもかかわらず、灯台下暗しで
今まで一度もイルカツアーに参加したことはなかった。
次男が保育園に行っているときを見計らって
長男とふたりで参加。

うちの近所の海からボートで5分も沖に出ればイルカスポット。
早朝から10時頃までイルカが来る。

イルカと泳ぐ、と書くととっても素敵なイメージを想像するけど
実際には20隻ほどのボートがイルカの集団を取り囲んでは
観光客がボートから飛び込みイルカと戯れようとする、
イルカはすぐ移動してしまうので、その度に上記を繰り返す、
という全くイルカフレンドリーではなく
(動物愛護団体が見たら物申しそうな)
かつせわしないアクティビティー。

そもそもイルカをちょっと遠目に見つけてから
ボートで近づいて、さらにそこから飛び込んで
人間が泳いでイルカに追いつこうという
発想自体に無理がある。

イルカをおびき寄せる方法を考えるとか
したほうがいいに違いないのだけど、
そういう工夫はない。

野生のイルカが泳いでいるのを見られるだけでも
貴重とも言えるけど、ツアーとしては
イルカさんたちへの申し訳なさも含め微妙。