はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

ジャック・オー・ランタン

2012-10-29 16:25:36 | Weblog
ハロウィンのときに飾るおおきなかぼちゃ。
初めて作った。
清里にそれ用の大きなかぼちゃが売っていたので。
バスケットボールより大きいかぼちゃ。

上の部分をふたのように切り取り、中身を取り出す。
種の部分が多いのでスプーンで簡単にくりぬける。
ペンで顔の下書きをして、ナイフで目鼻口の部分を切り取って
できあがり。

今はベランダのテーブルに鎮座しておられる。
夜、中にろうそくを入れ、家の中から様子を見ると
なかなか不気味でいい感じ。

ちなみにフランスではハロウィンのお祭りをする習慣はない。

魚を捌く

2012-10-22 14:21:46 | Weblog
日本に住んでいるときにはやらなかったけれど
フランスに住むようになってからやるようになったこと。
魚を自分で捌く、というのもそのひとつ。
一見難しそうだけど、やってみると意外とできる。

こちらでも魚屋さんに言えば、内臓、頭、うろこを取ったり、
フィレにしてくれたりする。
だけど、フィレは元の魚に比べて、納得いかない位小さく
なっていることもあるので、私が魚を買うときは
魚屋で内臓・うろこを取ってもらって、あとは自分で捌く。

中でも鯖の三枚おろしを一番よくやる。
鯖は安いし、比較的手に入りやすいため。

捌く前に三枚下ろしのやり方を
丁寧に説明してくれている動画を見て、
イメトレしてからやると上手くできる気がする。
時間に余裕があるときにやる分には好きな作業。
気分は職人(大袈裟)。

義理の父が家に来ている時にやったら
「魚屋で働けるぞ」とお褒め頂いた。

これをやっていると日本の切れる包丁がほしくなる。

結婚5周年

2012-10-20 22:57:30 | Weblog
結婚5年目は木婚式。
Hとふたりで、「木かぁ。まだまだだね」。

今回は週末だったので息子と3人で
昨年ミシュラン1ツ星を取ったというレストランへ。
(星付きというのは予約後知ったのだけど。)

有名店で修業したキュイジニエとパティシエが
独立して2009年に始めたという。
星付きとはいえ雰囲気はカジュアルでシックなビストロ。
17区という土地柄と休日ランチということもあってか、
他にも家族連れ、子供連れが何組か来ていた。

メニューはミーザンブッシュ、前菜、メイン、デザートで
49ユーロのコースから。

ワインリストも充実していたけれど、グラスでも注文できる。

注文するときにSくんが「僕はリゾット!」と言って
お店の人や周りのお客さんに笑われた。
本人は笑われたことが不満だったのか後で「何で笑ったの?
みんなが笑ったのが嫌だった。」と言っていた。

リゾットはメインの付け合わせだったのだけれど、
Sくんはリゾットが来るのが楽しみで仕方なかったようで
ミーザンブッシュ、前菜、と来るたびに
「リゾットはまだ~。なかなかこないなぁ。」と言っていた。

よい素材を使って、一品一品がきっちり料理されている。
これまでいくつか行った日本人シェフの店と比べると
野菜が少なくて、クリームが多くて、どっしりしていて
伝統的なフレンチにより近い感じのする料理。
デザートもがっつり甘い。

初めに私は息子と取りわける、ということを伝えたら、
毎回二人分を別々のお皿にきれいに盛り付けてきてくれた。
トータルの量も絶対増えている。
食後に感謝の意を伝えると、「どういたしまして。
そこで儲けているわけじゃないからね。」と言われた。
ありがとう。

私の好みからすると、もう少し野菜があるとうれしいけれど
流行に惑わされないクラシカルなフレンチを食べるには
とても良いレストラン。

La Fourchette du Printemps
30 rue du Printemps 75017 Paris
01 42 27 26 97

第4の手

2012-10-16 11:13:05 | Weblog
日本で何かの順番を決めるときに、
じゃんけんで決めることはよくある。
フランスでじゃんけんはそこまで普及していない
けれど、なくはない。

しかも第4の手があるバージョンもあるらしい。
親指と人差し指で「ずいずいずっころばし」の
要領で輪をつくる。「穴」。

穴には石もはさみも落ちる、すなわち穴の勝ち。
でも紙には包まれるため穴は紙には負ける。

「穴」があると3種しか手がないときに比べて、
心理戦的要素が強くなる。
ここで石を出すのはかなりの深読み派?
それとも何も考えていないだけ?



収穫の秋

2012-10-09 13:35:36 | Weblog
今年も野菜収穫の季節がやってきた。
というわけで清里(と私が勝手に呼んでいるパリ郊外の農場)へ。

今回の収穫は以下の通り。

きゃべつ(ナイフ持参でないと取るのに苦労する)
なす(放っておくと巨大になる)
ズッキーニ(放っておくとなす以上に巨大になる)
かぼちゃ(ハロウィンの飾りが作れそうなくらい大きいものもある)
かぶ
ほうれん草
いんげん
りんご
花(名前不明、キク科と思われる)

清里で野菜収穫をするようになって改めて
それぞれどのような植物かとか、旬がいつか、とかを知るようになった。
都会育ちはこれだから困るね。

障害馬術

2012-10-01 16:46:36 | Weblog
馬の日にオードセーヌ県主催の障害馬術の競技を見に行った。
障害馬術は、コースに設置された障害物を飛び越えながら、
ミスなく、早くゴールすることを競う競技。

オリンピック中継などテレビで見かけることはあっても
実際に競技を見るのは初めて。
細かいことはわからないけれど、素人でも
障害物が落下したか、早いか、はわかるので
見る側としては比較的とっつきやすい。

そんなきっかけでフランスの乗馬事情について。
今日競技人口は150万人を超え、
オリンピック競技の中でも6番目に競技人口
の多いスポーツになっている。
(フランス大使館ホームページより。)

今住んでいる市にも子供向け・大人向けの
乗馬クラブがあるし日本よりも身近に
乗馬し易い環境が揃っている。
そこまで本格的でなくても、公園など
子供がポニーに乗れる場所も多い。

日本代表は71歳の人も出ていたのを見ると
年齢関係なく長く出来そうだし、
乗馬をやってみたくなった。
憧れは秋山好古、みたいな。