はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

煙たい季節

2014-10-27 08:29:34 | モーリシャス:お国事情
サトウキビ畑の収穫の時期になってきた。

おかげで我が家は煙たいことしばしば。
どうやら収穫前にサトウキビの葉を
燃やしているらしい。

サトウキビがもくもくと黒煙を上げ、灰をまき散らす。
うちの周りは田舎でサトウキビ畑だらけゆえ、
灰が家にまで降ってくる。
朝からもくもくされるとちょっとがっかり。

新参者の私にとってはかなり迷惑な公害と
思えるのだけど、前から住んでいる人たちは
別に何とも思わないのかな。

ネットで得た知識によると
必ずしも燃やさなくても収穫はできるようなので
是非とも燃やさない方向で考えてもらいたいんだけど
変わらないだろうな。





買うものではなく、庭になるもの

2014-10-23 14:15:12 | モーリシャス:食
そろそろマンゴーの季節。
スーパーでも地元産のマンゴーが並ぶようになってきた。
早速2個購入。ひとつ20ルピー(65円程度)。

やや小ぶりで、日本の高級品ほど甘くはないけれど
自然なおいしさ。

Jさんが値段が表記されているスーパーの袋に入っている
マンゴーを見つけた。

Jさん:これ、この値段で買ったんですか?
私:うん。1個20ルピーだって。
Jさん:高いですね。
私:じゃあいくら位で買ってるの?
Jさん:うちにはマンゴーの木があるので買いません。

いいなぁ。うちにもほしいな。種植えようかな。
と思ったら、マンゴーの種を植えて木になるまでには
何年もかかるらしい。残念。

Jさんの家にはバナナの木もあるらしい。

うちにも食べられる実がなる木がほしいなぁ。

休暇

2014-10-22 22:36:05 | モーリシャス:お国事情
息子の学校はフランス語で教育している私学で
スケジュールもフランスの学校に準じている。
今週から2週間、フランスで言うところの秋休み。

実際にはモーリシャスはだんだん暑くなってきており
これからが夏本番。
ちなみにモーリシャスの公立校の場合は
今週から来年の1月までが1年で一番長い「夏休み」で
進級するのが1月から。

この休暇中、明日は祝日でもある。
モーリシャスの祝日は各宗教のビッグイベントの日も多い。
10月23日はディワリ、というヒンドゥーの光のお祭りの日。
ヒンドゥー暦でカーティックと呼ばれている月の満月の日から
2週間後に来る新月の日がディワリで、
ヒンドゥー教にとっては最も大事なお祭りのひとつらしい。

モーリシャスは宗教的にはヒンドゥー人口が最多なので
多くの人にとってはビッグイベントなんだろう。
が、ヒンドゥーに縁のない我が家にとっては
なんとなく対岸の火事的ではある。

自動車教習所

2014-10-19 14:10:29 | モーリシャス:日常生活
ペーパー歴うん十年を脱出すべく
何時間か自動車運転の教習を受けようかと思っている。

で、ネットで見つけたR自動車教習所に電話をかけてみた。
モーリシャスの教習所は学校というよりは
資格のある人が個人で教えているところが殆ど。
電話をかけたところもRさん個人でやっている模様。

海外の免許は持っているが、数時間運転を習いたい旨
伝えたところ、明日折り返し電話する、とのこと。
で次の日にかけてきたのが違う人。

私:あなたは誰?
男性:Rの兄弟です。
私:…。あなたはいつも教習をしているのですか?
男性:あなたは海外の免許を持っているのでしょう。
   経験者なら私も教えられます。

おいおい。

しかも私の家の車で教習するか、
それとも彼の車で教習するか、と聞いてきた。
さらに、うちのエリアで教習する場合、
いつものエリアとは違うので、といって
6割増しの料金をふっかけてきた。

馬鹿にするにも程がある。

結局、Rさんに再度連絡する旨伝え、電話を切った。

あの人に習うぐらいならHに習ったほうがよっぽどいい。
っていうか、運転できるだけの一般人を紹介するRって
どこまでいいかげんなんだ。

その後Rさんに
「私は教習のプロに習いたいので結構です。」と伝えたところ
それでは私が教えます、と。
覆水盆に返らず、ですよ、Rさん。

決まり文句

2014-10-16 23:38:10 | モーリシャス:日常生活
モーリシャスで何か依頼すると大抵
「明日お返事します。」と言われる。

例えば、品切れの商品の入荷予定を聞いたら
「確認して明日ご連絡差し上げます。」
庭の手入れに来てくれている業者の人に
調子の悪い木があることを伝えると
「どういう病気か調べて明日お伝えします。」

こういった場合で明日がくることはまずない。

今までで明日と言って本当に明日連絡をくれたのは
記憶の限りひとつの業者だけ。
大抵は見積もりを依頼しても放っておかれる。
2度3度と言ったらやっと動く(時もある)。
雇われ社員ではなく、自営業の社長さん
と思われる人でもそれは変わらない。

どこまでのんびりなんだ。

というわけで本当に前に進めたい場合、
こちらからしつこく言い続けないといけない。
万事がそんな調子。

赤ちゃんに優しい人たち

2014-10-11 13:04:33 | モーリシャス:お国事情
1歳の息子をベビーカーに乗せて外出すると
老若男女問わず、息子に笑いかけてくれる。
頭をなでたり、手をつないで来たりする人も
珍しくない。

店に入ると店員さんが私と以上に
息子と話し続けてくれることもしばしば。

総じて人々が赤ちゃん、子どもに対して優しい。
授乳室とかエレベーターとか
子連れに便利な設備はないけれど
子連れでも気兼ねすることなく外出できる。

というわけで、特殊出生率を調べてみた。
モーリシャスは1.4で、日本と同じ(2012年※)。
アフリカ諸国は高いイメージがあるけれど
モーリシャスはその限りにあらず。

モーリシャスの国の政策として上げたいのか
下げたいのかも知らないけど
子連れでの過ごしやすさを感じている
立場からするとちょっと意外な結果。

※出典:The World bank
Fertility rate, total (births per woman)
http://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.TFRT.IN

朝は見知らぬ鳥のさえずりで目覚める。

2014-10-10 13:28:32 | モーリシャス:日常生活
そんな我が家の一日(ロシア民謡「一週間」風)。

すずめが家に巣を作ろうとし 隙あらばアリもやってくる
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー

ねずみが壁に穴をあけて アシナガバチが窓に突進
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー

庭にはトカゲが走り回り 夕ぐれにはヤモリが現れる
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー

友達よこれが私の 動物たちとの一日です
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー

買い物事情

2014-10-06 13:58:59 | モーリシャス:買い物
日本で買い物をする場合殆どのものは
ネットで探した方が種類も多く、値段も安い。
そして注文すればすぐに届く。

が、モーリシャスはその限りにあらず。
そもそもネットショップが殆どない。
よって実店舗に買いに行かないといけないのだが
まず何処で何が売っているのか分かりづらい。
売っていても選択肢や在庫が少なかったりする。
そのうえ工業製品(家電、おもちゃなど)の多くは
輸入しているせいか値段も高い。

ちょっと特殊なもの(左利き用ゴルフクラブとか
子ども用バイオリンとか)
になるとなかなか見つからない(というか、ない?)。

自分のものをモーリシャスで買い揃えるよりも
日本在住の親に物を贈る方がよっぽど簡単。

チームワーク

2014-10-03 12:20:56 | モーリシャス:日常生活
今の家にはプールがあり、
週1でプールの掃除に来てくれる
(借家の管理費でカバーされている
メンテナンス項目のひとつ)。

大抵は2,3人で来る。
ひとりが網で水の上に浮いている落ち葉やらを
すくいあげ、残りの人はプールサイドに座って
作業を見ている。

で、それが終わるとみんなで帰っていく。

どうして複数で来るのだろう。