はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

Bale De Rua

2008-01-31 22:44:12 | Weblog
ポルトガル語で路上のバレエ、という意味の
上記のタイトルの公演を観に行く。

ブラジルのダンスとパーカッションを使った
音楽のパフォーマンス。

予備知識なく行ってみたら最近久々、大満足の舞台。

たぶん基礎としてバレエもやっているんだろうけれど
振付はヒップホップ、ストリート系、サンバなど
いろんな要素が混ざっている。

一人の女性ダンサーを除いて、ほかは全員男性。
まずダンサーの身体能力の高さに驚く。
かつチャーミング。
そしてなにより舞台として楽しい。

サンパウロに行って以来のブラジル好きが
さらに強まった。

半分本気で日本公演プロデュースしたい、
と思ったりして、彼らの情報を得ようと思ったら
彼らのオフィシャルサイトはポルトガル語だけ。

フランス語の次はポルトガル語か?!

通貨の感覚

2008-01-31 12:30:30 | Weblog
今朝、テレビのニュースに元首相が出ていた。
雇用問題について話していたとき、お金の話になって
OOをすれば労働者ひとりあたりOOフランの収入増になる、と言った。

フランからユーロに変わってもう6年(ユーロ導入は2002年1月1日)。
それでもまだフランで考えているとは。
私はユーロ後に渡仏したのでフランと言われてもぴんとこない。

でも未だに多くの店が領収書にユーロ表記の横に
フランでも金額を書いているのを見ると
フランス人のうちフランで考える人はまだまだ多いのかも。

かくいう私も未だにもの買うとき円換算して、高い安い、
と判断することあるよな(ただしそれをすると最近は
為替レートのせいでなんでも「高い」になってしまう)。

ちなみに1ユーロは6.55957フラン。

スウィーニー・トッド

2008-01-28 18:56:09 | Weblog
主演俳優がフランス在住、という以外には
フランスとは何の関係のない話題。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画、
「スウィーニー・トッド」が先週公開された。
監督と主演俳優が、私にとっては見るしかない組み合わせ。

映像はさすがティム・バートンの世界、色使いが絶妙。
加えてミュージカル仕立てなので、
ジョニー・デップが歌うのを聞けたのはファンとしてはうれしかった。

でも、ストーリーのグロテスクさが私の好みのレベルを超えていて
(表現の仕方はブラックユーモア的ではあるけれど)
かつ見た目にも血しぶきがすごいこともあって
(人工的な真っ赤なのでおとぎ話っぽくはあるんだけど)
私は「チャーリーとチョコレート工場」の方が好き。

でも、またこの組み合わせの映画が公開されたら、
観にいっちゃうんだろうな。


トレーダーの不正取引

2008-01-25 21:46:27 | Weblog
フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルの
31歳のトレーダーが株式先物取引の損失を隠すため
架空取引などの不正取引をしていたらしい。
ソシエテ・ジェネラルはこの不正取引で
49億ユーロ(7600億円)の損失を計上した。

ニック・リーソンによる架空取引で
ベアリングス社が倒産した時でも損失は当時の為替で
1600億円程度だったというから損失の大きさが分かる。

そんなになるまで見つけられない銀行の組織、
内部監査制度に問題があることは明らかだけど、
そういうことをしてしまう状況にあるトレーダー
の心理状態のほうが興味がある。

ニック・リーソンのケースは学生時代に
金融の授業で取り上げられ、架空口座による取引
というものをそのとき初めて知った。
今回のトレーダー、ジェローム・ケルビエルが
具体的にどのような取引をしていたのか
まだ情報は公開されていないけれどちょっと興味がある。

どんな話が後ろに隠れているのか。

フランス風インド料理

2008-01-23 20:58:22 | Weblog
会社の近くにインド料理屋がある。
何度か行ったことがあるが私は実はあまり好きではない。

というのもこのレストランのほとんどのカレーは辛くなく
シチューのようで、かつたぶん油(生クリーム?)を
多く使っているので消化に苦労するため。

ちなみにこのレストランではお客さんの中に
インド人ぽい人を見かけたことがない。

それでもフランス人の同僚には人気があるようで
先輩がお昼をご馳走してくれる、とか
お客さんと一緒にお昼、というと
よくこのレストランを使う。

今日の昼、ある先輩がこのレストランに連れて行ってくれた。
まぁたまに食べるんだったらいいかな、と思ってOKした。
食後にオフィスに戻って来てみたところ、
明日晩のチームの夕食会の会場の連絡メールが来ていた。

なんと同じインド料理。
2日続けてクリーミーだけどスパイシーではないインド料理かぁ。
ちょっと胃もたれしそう。

どうせフランス風アレンジされたエスニックならいっそ
餃子とキャベツのサラダが付け合せに出てくる寿司屋
でも良かったのにな。

冬のお気に入り料理

2008-01-20 22:51:49 | Weblog
フランスの冬の家庭料理の代表的なもののひとつが
アンディーヴとハムのグラタン。

アンディーヴをあらかじめ茹でる
(うちは少量の水とレンジでチンする)。

ハム(日本の一般的なものより大きめ)に
ベシャメルソースを塗り、それでアンディーヴを巻く。
それをお皿に並べ、上からベシャメルソースと
とろけるチーズ(エメンタールなど)をかけ、
オーブンで焼き色をつけたら出来上がり。

ベシャメルソースを自家製で作ると
絶品の仕上がりになる。

ベビーカー

2008-01-19 19:09:34 | Weblog
まだ気が早すぎ、と言われそうだけど
ネットでベビーカーの情報収集をはじめた。

そもそも店で手に取ったこともなく
選択基準もまだいまいちわからないけれど、
まず気になったのはノルウェーのSTOKKEというメーカーの
XPLORYというもの。一般的なベビーカーよりも
赤ちゃんの位置が高いのが特徴。
6ヶ月以降の赤ちゃん向けなので
新生児のためには別売のパーツを購入しないといけない
ようだけれど、なかなかよさそう。

まぁまずは一度店に行って見てみるかな。

今までベビーカーを使ったことのある方、
オススメ、注意点などあればご教授いただければうれしいです。

STOKKE XPLORYのサイト
http://www.stokke.com/product.asp?p=Xplory&la=JP&na=JP&div=C

食べてはいけないもの

2008-01-17 19:34:19 | Weblog
日本ではほとんど話題にならないようだけど
(そして殆どの人が陰性らしいけれど)
こちらでは妊娠が発覚するとまずトキソプラズマの
陽性・陰性を検査する。そして陰性だと
妊娠中のトキソプラズマ感染を防ぐべく、
食べてはいけないものリストの項目が増える。
どれがトキゾプラズマ防止用かは忘れたけれど
以下が食べてはいけないもの。

まず生肉。フランスでは日本で言うレアのような肉を
食べる人が多いが、火が通っていない肉を食べてはいけないらしい。
ただし一回冷凍された肉の場合はその限りにあらず。

ムール貝。ムール貝のワイン蒸しが
安くでおいしく食べられるフランスではちょっと残念。

果物は皮をむく。社員食堂のフルーツサラダは
皮のついたりんごが入っているので食べられない。

野菜は良く洗う。レタスのように皮を剥かず
そのまま食べるものはお酢の入った水にしばらくつけること。
つまりレストランなどでは生野菜は食べられない。

なんとなく流れとして生魚もだめなんだろうな
と思って今までは食べずにいた。が、お刺身・お寿司が
向こう6ヶ月食べられないのはちょっと残念なので
だめもとで婦人科に行った時に聞いてみた。

私:質問があります。多分だめだろうとは思うんですけど、
生魚は食べてもいいでしょうか?
医者:お答えしましょう(待ってましたとばかりに)。
私に言わせれば生魚は食べても構いません。毎年毎年
あれは危険だこれは危険だと食べてはいけないものを
どんどん増やしたがる人がいますが
少なくとも生魚を各種リスクを結びつける
明らかな因果関係はありません。お食べなさい。

やったー。

多様な家族の形

2008-01-16 12:27:08 | Weblog
フランスで昨年生まれた子どものうち、
婚外子の割合が50.5%と初めて半数を超えた。

報道によると婚外子が大幅に増えた背景には、
PACS(民事連帯契約法(注))を盛り込んだ法律が
99年に施行されたことがあるらしい。

加えて、70年代から婚外子かどうかの法律上の区別がなく
子どもには同じ権利が与えられるようになっていることも要因という。

いろいろな家族の形がありえるフランスの一端が
こんな統計結果からも見て取れる。
各自がそれぞれの価値観を主張する、
でも融通のきくこの国らしい現象にも思う。

(注)PACSとは:
共同生活を営むカップル(内縁者)を対象とし、
同性・異性カップルを問わず、その権利を認め公証する制度。
相続権がないなどの制限があるものの、
結婚とほぼ同等の法的権利が与えられる。

物件探し

2008-01-15 12:44:22 | Weblog
今住んでいるアパートはエスカレーターなしの5階。
これからお腹が大きくなってきたり、
出産した暁にはちょっと厳しいので引越しすることにした。

フランスでは家具つきでない賃貸の場合
3ヶ月前に退去の連絡を大家さんにしなければいけない
(後は大家さんとの交渉次第だけど)。
私たちは12月末に連絡したのでルールに則れば3月末に退去予定。

というわけで、最近ぼちぼち新居を探し始めている。
希望はエレベーター付きで今よりもう少し大きい物件。
できれば2ベッドルーム。カーブ(物置き)と
駐車場があればなお良し、といったところ。
エリアは今と変わらずパリ西部かそれに接したパリ近郊。

いいところが見つかりますように。