チーム力

昨夜、ＮＨＫの「プロフェッショナル　仕事の流儀」は　水泳金メダリスト北島康介選手と銅メダリスト中村礼子選手のコーチ、平井さん。

“どんな子が良い選手に成長するか？”
「才能ではない。真面目な子しか生き残れない」

“選手との信頼関係に大切なものは？”
「絶対にお互いに嘘は　つかない」

“メンタルを強くするには？”
「精神は　身体で鍛える」　動いて、身体を追い込むことで、精神の壁を超える

“北京オリンピックで北島選手に伝えた言葉”
「勇気を持って、ゆっくり行け」

“北京オリンピックで中村選手に伝えた言葉”
「やってきたことを信じろ」

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今回の番組では　平井さんだけがクローズアップされていましたが、北島選手を支えた“チーム北島”は　映像分析は河合正治さん、運動生理学と戦略分析は岩原さんからスタートし、メダルを逃したシドニー以降に筋力トレーニングは田村さん、コンディショニングは小沢さん・・・
なんと！？　
皆さん、民間企業、国立の施設職員、自営業など仕事はバラバラで、ほぼボランティアで北島選手のサポートに当たっておられたそうです。

昨日、こんな仕事の依頼を受けました。
兵庫県内の高校の職業ガイダンスで“トレーナー”の仕事についてお話しするという事でした。
嬉しい反面、現実を話すと、あまり夢が広がらないかな～？？？
あの北島選手のトレーナーでも、ボランティアに近しいのが現状です。
でも、たとえ収入が少なくとも、遣り甲斐のある仕事なんですけれどね。

スポーツ選手のトレーナーになりたい！
チームにトレーナーが欲しい！
そんな声をよく聞くのですが、うまく循環していないのが現状でしょう。

北島選手の肩の痛み＝フォームの改善＝痛み解消＆スピードアップに繋がったのも、それぞれの専門家が揃って、細かな点に目が届いたからだと思います。

スポーツをしている人は　トレーナーにより指導を受けたことがありますか？
スポーツを指導しておられる方は　トレーナーと関わったり、トレーナー分野の知識をお持ちですか？
トレーナーの方は　クライアントである選手の技術コーチとコミュニケーションをとっていますか？

チームとして選手を育てることができたら、日本のスポーツが　もっと良くなるだろうと思います。
日本全体のスポーツや健康関連を論議する環境から整えなければいけないのでしょう・・・もっともっと大きなチーム力が必要です。
福田さんも辞めちゃうし、どうなるんだろうな～～～～？？？
冒頭にあげた平井さんの言葉・・・
キムタクの朝倉首相なら　言いそうなことだけど！？