間違いだらけのあなたの常識

昨夜、朝日放送のビーバップ・ハイスクールを見て、気分すっきり。

「分子生物学から見えてくる！間違いだらけのあなたの常識」

“コラーゲン鍋を食べると、翌日お肌がツルツル！”

「それは　気のせいです！」と、きっぱりと答える分子生物学者の福岡伸一先生。
これまで、コラーゲンドリンクやら化粧水やらで「有馬温泉に家を買えるくらいコラーゲン、買ったのに…」と、ガックリと残念そうなハイヒールのリンゴさん。

科学的な根拠を基に、明快！　痛快！
スッキリして、眠りにつきました。


健康情報は　なぜか迷信が多く、「見ないでおこう！」と目を背けるものがあります。
学校で習うような簡単な身体のメカニズムを知れば、本当か、嘘か、分かりそうなものなのに。

ある体操教室の会場で、時折お隣のお部屋で健康食品の紹介・販売会を行っていて、私の体操教室より大勢の人が来られています。
その時、いつも会場の受付の方が　言ってくれます。

「同じぐらいの年齢の人だろうけれど、先生の教室に来られている人たちの方が　ずっと健康そうで、お元気よね。
運動って、良いのでしょうね。」

ちなみに・・・私の体操教室に参加する人は　お食事の内容に気を付けて、栄養を考える人は多いですが、怪しげ（？！）なものに手を出す人は　いらっしゃいません。
それでも、みなさんお元気で、お肌も　ピチピチで、若々しい！！

食品だけでなく、運動も　ピンからキリが　あるかもしれません。
運動もスポーツも　感覚に頼る事も多いので、そうなると曖昧な事も多くなります。
感覚的な事も大切な場合もあります。
しかし、スポーツ医学センターでは　上司のＹドクターに、、

「運動も常に科学しなければいかん！！」

とのお言葉を頂きます。

見て、触って、動かして、、そんな感覚を数字に、言葉に表すことは大変難しい場合があります。
ましてや、人の身体は　10人10色。
全く同じ症例なんて、ないかもしれない。
昨日書いた足の指の形も様々で、
その形を身体の色々なところを代償しているのも、また様々・・・
人間の身体は　高次元。

難しい・・・

あっ・・・ちょっと弱音を吐いているかな？？

「ただ“効果が出た”、“クライアント”が喜んでくれている…だけでは　ダメ！
それを証明できる確かなものが必要！！」by　Yドクター

日本のスポーツ医学の権威であるY先生の言葉なので、深くずっしりと重みのある言葉です。
この週末は　来週の症例検討会に向けて、日頃の運動指導を科学します。
そして、なにより私を信じて来てくださっているクライアントの皆さんを裏切らぬよう、真実を追究します。

で・・・
こんな事を言っておいて、さっそくなのですが、訂正があります。
昨日の記事のＫさんの足指の左右を間違えていました～！　
うっかりミス！　写真を良く見れば分かるよね？！
訂正しておきました。