元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

冠省

2012-11-12 19:52:36 | おたのしみ
お葉書をいただきました。
「冠省」から始まり、「怱々」で結ばれるお葉書でした。
お葉書をくださった方は 仕事を依頼してくださった大阪大学名誉教授のO先生。
80歳代の目上の方です。
恐縮しましてね~。早くお返事をせねばならぬのに・・・
「冠省」、「怱々」って、どういう意味??
あらたまってたお返事を書くときには、「手紙の書き方」をインタネット検索して確かめなければいけない・・・
無知な私。
あ~恥ずかしい。


今、うちの電話の横に娘が中学1年生の時に書いた部活ノートが置いてあります。
中を見ると、、、
☆部室に入るときは「失礼します。」と言う。
☆先輩より早く帰るときには「お先に失礼します。」と言う。
☆座るときには「失礼します。」と言う。
☆年上の人が自分に何かしてくださった時には[ちゃんと足をそろえて]聞く。
☆返事は「ハイ」と歯切れよく言う。
・・・・・などなど。

去年までは 先輩と電話で話をしているときの娘の姿を見て、プッと笑いながらも良い経験ができていて嬉しいな~と感じました。
直立不動、家中に響くほどの大きく歯切れの良い返事、先輩の姿は見えぬのに最敬礼・・・
そんな娘も中学1年生を指導する立場に立ち、過去の自分のノートを出してきたのでしょう。

中学1年生で入部したてでは、ほとんどの子が先輩を恐れることもなく、いわゆる「ためぐち」なのだそうです。
電話を先輩より先に切ってはならない事を理解してもらうにも大変なようです。


私も学生時代、運動部から体育系大学、先輩や先生から厳しくご指導いただきましたが、足りないところが多いのを50近くにもなって色々気づき、もちろん若いで済まされず、ショックが大きいのですが、、
今あらためて、私の世代を「新人類」と定義されたことが分かるような気がします。

新人類から新人類ジュニアが生まれ、新人類である私も理解不能な新語が出てきています。
省略されることが多いですが、「冠省」に込められる日本人の心は 知っておきたいですし、娘にも伝えたいと思います。 


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