元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

健康のデータベース

2019-06-11 22:08:38 | おたのしみ
パーソナルトレーニングで12年のSさんのお宅へ行くと・・・
「今日は朝からお友達のKさんが脳梗塞で入院したのでお見舞いに行って、
今はYさんが転倒して骨折の手術が無事終わったと娘さんから電話があって、、、
それから、この頃、ご近所のTさんが夜中の3時半にインターフォンを鳴らしてね、お越しになるの・・・
私は大丈夫かしらね??」

Sさんは81歳、パーソナルトレーニング以外にスポーツクラブで水泳をし、お家では「ダンベールでトレ~イニング」と英語の発音も素晴らしいのであります。すごくお元気です。
「お友達は次々病気になるしね、同窓会へ行っても、みんな杖ばっかりよ」

健康寿命の平均は男性72.1歳、女性74.7歳。
それに対し、平均寿命は男性80.9歳、女性87.1歳。(平成28年のデータ)
ということは 平均寿命ー健康寿命=元気でない人が多いということになります。

健康寿命延長、病気なく元気で生活するには 適度な食事・運動(日常の活動とエクササイズ)・睡眠。ストレスを溜めない。
メタボ(体脂肪、血圧、血中コレステロール、血糖の高い値)やロコモ(腰膝などの痛み、変形)がない。タバコは吸わない。お酒は適量。歯は丈夫で歯周病がない。癌検診を始め健康診断を受ける。
以上、健康日本21でも膨大なエビデンスが蓄積され、疾病予防ならびに健康寿命延長の目標が掲げられています。

過去、約30年間、様々な知識と生徒さんへの人体実験(笑)健康指導の経験と、そうではない周囲の人や有名人の健康度や疾病率を見ていると、私なりのデータベースができまして、だいたい予測がつくようになりました。あ~この人、危ない…、または この人は元気で… と。
だから、目の前にいる人の健康が気になり、ついつい「こうしたほうが良いよ・・・」と、口うるさくなります。なかなか人の運命までは変えられにでしょうが、元気でいてほしい!と強く思ってしまうのですよ。

うちの母が言う「あんたの生徒さんは上の人、みんながみんな、そんなふうにはできない…」
「上の人」とは上記の健康を保つための条件をしっかりコントロールされている人。

体操教室の生徒さんが新入生に、こんな口コミをされていました。
「ここの教室に来てたら、ピンピンしてコロっと死ねるで。」

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