元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

身の程

2009-09-19 23:26:03 | 健康
映画「ココ・アヴァン・シャネル」を見ました。

「翼を持たずに生まれてきたのなら、
 翼を生やす為に、どんな障害も乗り越えなさい。」 by ココ・シャネル

孤児として修道院で育った少女が 世界のシャネルになるまでのストーリー。

シャネルさんは 女性でも働くために動きやすい洋服を考え出しました。
上流階級の女性がかぶる帽子をシャネルさんは・・・
「パイを頭にのせているみたい・・・」と言ったそうです。

 “やつす”のではなく、身に合った洋服を好み、作りました。
映画の中で、シャネルさんが作ったコルセットで縛らないドレスを着たご婦人は・・・
「身体が 揺れてしかたがない・・・」と言っていました。

その頃の女性は 男性の所有物のように扱われ、モノもドレスも買い与えられていました。
しかし、シャネルさんは それを拒みました。
自分で働き、自分で創造する事を望みました。
本当の意味で、身の程に合うモノを作りだしたのでしょう。

そしてシャネルさんは 1883年、その頃にしては 御長寿の88歳で、その生涯の幕を閉じました。
働き者のシャネルさんが 嫌いな日曜日に。
その前の日まで仕事をしたそうです。


「流行は 変わるが、スタイルは 変わらない」 by ココ・シャネル

私は シャネルのバッグもスーツも持っていません。
映画を見たからって、シャネルのショップにも行きません。

自分には どんな洋服が相応しいか?

中身が素晴らしければ、“チャネル”が “シャネル”に見えるかも!?
モノを選ぶ時点でも自分が出るし、“シャネル”を着ていても“チャネル”に見えるかもしれない。
秋冬モノが並ぶ店先で、身の程を改めて考えました。
シャネルさんが言う“スタイル”とは 生き方そのものなのでしょうね。



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