元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

脂肪が筋肉に変わる?!

2007-10-15 22:50:30 | 健康
最近、体重を測ると、ちょっぴり増えていました。
ギョっ!?
うちの体重計は 体脂肪計がついてないので、病院で チェック!
体脂肪率は 変わりなし!
良かったぁ~!
最近、筋力トレーニングをしているので、筋肉量が増えたようです。

今日、脳梗塞のリハビリの方を担当しました。
麻痺した方の左肩のヒドイ痛みからは 脱して、トレーニングにも意欲的になってこられ、弱った脚も何とかしたい!!との事・・・

「先生、見て! こんなに細くなってしもて・・・」

寝ている期間が長くなると、筋肉量の低下は 顕著に現れます。

「これ、しっかり食べて、“ニク”をつけな、トレーニングしても、筋肉もつかないでしょ~??」

えっ? えっ? どういうこと???

その患者さんは ついている皮下脂肪が栄養となって筋肉に変わると思っていたみたい!?
それよりも…細くなった脚には皮下脂肪はない…と思っているみたい!?
その方は 糖尿病と仲良しで、長年、離れられない仲のよう=お太りになっています。
脳梗塞や心臓病になった患者さんが 糖尿病や高血圧症など、いわゆるメタボリックシンドロームやタバコ、ストレスなどが 脳梗塞・心臓病の危険因子になるということをご存知でない事が多いのに驚きます。
また、そんな方は お太りになっている方が多く、膝関節の痛みを持つ人も多い。
また、そんな方は 運動嫌いな方が多い。
また、そんな方は 身体の動きのクセだけでなく、心の動きのクセも特有。
すべて共通している事が多いなぁ~と思います。

また、身体へのイメージも…その方の場合… 
脚についていた筋肉が痩せたり、太くなったりするという事、
体脂肪と筋肉は 全く別物であるという事、
動いて刺激を与えなければ、体脂肪が減らない、筋肉が増えないという事、
そんな理解ができていなかったようです。
もっともらしい間違った情報や思い込みによって、自分の身体の声も聞こえなくなるので、見て、触れて、動かして、シンプルに身体を感じていただきたいな~。
肩や腕と同様に、脚も良くなりますように☆


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