元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

養生訓

2012-02-14 22:13:48 | 健康
「養生の心がけ
何事にも勤勉で努力すれば、かならず効果がある。
たとえば、春にまいた種子を、夏の間によく養えば、秋の収穫が多いようなものである。
人の健康についても同様で、養生の術を学び維持して実行すれば、身体壮健にして病みことなく、天寿をたもち長生きして、長く楽しむことは必然であろう。これは自然の理であって疑ってはならないのである。」

江戸時代に儒学者の貝原益軒さんによって書かれた養生訓。
健康な生活の暮し方についての解説されています。

貝原益軒さんは その時代に83歳で、実体験に基づいて書かれた書物。
運動については、このように・・・

「身体と運動
毎日少しずつ身体を動かして運動するのがよい。同じ場所に長く坐っていてはいけない。食後の散歩はとくに必要で、庭の中を数百歩しずかに歩くだけでもよい。雨の日には、室内を何度もゆっくり歩くがよい。こうして毎朝毎晩運動すれば、鍼・灸を使わないでも、飲食はすすみ血気の滞りなくて病気にかからない。鍼・灸をして熱い思いや痛みにたえるよりも、さきにいったような運動をすれば、痛い思いをせずして楽にして健康をたもつことができる。」

江戸時代、だれもが現代よりも肉体労働が多かったでしょうが、このように運動を推奨されています。

睡眠については、具体的な時間は記載されていません。
日が暮れて星が見える時刻「暮れ六ツ(くれむつ)」から日の出前に星が見えなくなる時刻「明け六ツ(あけむつ)」・・・
となると、睡眠時間は 現代より長っかたのでしょうか?
その基準があいまいですが、養生訓では 「寝過ぎるな!」と書かれてあります。
 
私なりの養生訓では 睡眠時間7時間が調子が良いのですが・・・
養生訓を読み始めて、まだ途中ですが、明日のために寝ます。





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