元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

健康寿命

2012-06-01 23:44:40 | 健康
6月1日のニュースです。
健康寿命の平均が厚生労働省から発表されました。
健康寿命の算出は 初めてのことだそうです。

健康寿命とは・・・
介護を受けたり寝たきりになったりせず、制限なく健康な日常生活を送ることができるな期間を示めします。

本日の発表によりますと、健康寿命の平均は・・・
平成22年度、男性が70・42歳、女性が73・62歳だったそうです。

平成22年度の平均寿命は・・・
男性が79・64歳、女性が86・39歳でした。

すると、平均寿命と健康寿命との差は日常生活に制限がある「不健康な期間」となります。
「不健康な期間」は 男性で9・22年、女性で12・77年あった。

ギョギョ!?
9~12年も不健康だなんて、辛すぎますね。

厚生労働省では 次期健康づくり計画に、平均寿命の伸び幅を健康寿命の伸び幅が上回るとする目標などを盛り込む予定だそうです。
厚生労働省さん! ぜひ、うちの体操教室の方々を御参考にして頂きたいものです!!

先日から、ペットボトル(350~500ml)でダンベル体操を行っています。
2週目に、82歳のUさんは 1㎏のウォーターダンベルを持ってこられました。
今週は・・・
同じく82歳のOさんは 2㎏のダンベルを両手に持ってリックサックを背負って歩き、教室に来られました。
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かたや宝塚教室の30歳代後半の若いNさんは・・・
「軽いのにしよう~」
って、どういうことですか!(怒)


今日のダンベル体操は サイドレイズ(三角筋)、ショルダープレス(僧帽筋)、アームカール(上腕二頭筋)、フレンチプレス(上腕三頭筋)を行いました。

神戸教室には 大正15年生まれ86歳の女性3人がいらっしゃいます。
そのうちのお一人、Yさんは 去年、初期の大腸がんが見つかり、手術と治療で半年ほどお休みをされましたが、手術後は すぐに立ち、歩き、主治医の先生が・・・
「よほど、これまで貯筋をされていたのですね!?」
と、大変驚かれたそうです。
それでも、体重は 12kgも減ってしまいましたが、今日も ダンベル体操でコツコツと貯筋をがんばっていらっしゃいました。
御近所の方に「体操教室へ行く」と言えば、「そんなに無理をしたらあかん! ジ~ッとしときなさい!」と言うわれたそうです。
Yさんは 「ジ~ッとしているなんて怖ろしい! 衰えてしまうがな!」
と、すたこらサッサと御近所の方を振り払い、電車の駅2駅分歩いて教室まで来られています。

みなさんとのお付き合いも15年が過ぎました。 
私も30代から40歳代後半へ自分の身体の変化も感じますが、皆さんにお会いすると、「しんどい」なんて言っておられません。
自分の身体がしんどくないようにするには どうしたら良いのか?
ちょっとだけ頑張って衰えようとしている自分を越えなければいけません。
自分の身体を大切にするとは 甘やかす事ではありません。
動き続けて楽しみましょう。
そんな健康長寿の秘訣をこの方たちから、私も、教室の若い方々(と言っても平均年齢は 60歳後半ですが、、)も学んでいます。




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