ふとってる？？

今日から伊丹市保健所3ヶ月で3kgダイエット教室　第4期がスタートしました。

このダイエット教室は　伊丹市の広報で募集され、希望者が申し込みをされます。
オーディションも、審査も、なにもありません。
自ら、「ダイエットしたい！」と参加されるわけです。

今日は　初日で、血圧測定、体組成測定（体重、身長、体脂肪率、ウエスト周計囲）、体力測定を行いました。

今日の参加者のAさん・・・
身長１５９cm　体重４９kg　体脂肪率２５％
の方がいらっしゃいました。
熱心な方で、
「私は　どれぐらいまで体脂肪率が落とせますか？」
と、質問に来られました。

さてさて。。。
まず、Aさんの体組成ですが、ふとってますか？

ここで、肥満とは　どういう数値が基準となるのかを知る必要があります。

ダイエット教室では　肥満判定を「BMI（Ｂｏｄｙ Ｍａｓｓ Ｉｎｄｅｘ）指数」と「体脂肪率」とで、判定や評価を行っています。

「BMI指数」は・・・
ＢＭＩ＝体重(kg)÷身長(m)２
身長(メートル)を二乗して、体重(㎏)から割った数値です。
評価は・・・
低体重(やせ) １８．５未満
普通体重 １８．５以上　２５未満
肥満（1度） ２５以上　３０未満
肥満（2度） ３０以上　３５未満
肥満（3度） ３５以上　４０未満
肥満（4度） ４０以上

Aさんの場合
49kg÷1.59m2＝19．36
どちらかと言うと（やせ）に近い普通体重です。

体脂肪率の評価は・・・最近の体脂肪計は　ほぼ評価をしてくれるように設定されていますが、
男性１０～２２％、女性２０～３２％が望ましいと考えられています。
Aさんの場合、２５％で、こちらも適正という事になります。
話は戻って、Aさんの質問にお答えすると、
「体脂肪は　それほど減らさなくても良いですよ。」ってことになります。

しかし・・・

Aさん曰く、出産前は　体脂肪率が１９％だったので、出産後に体脂肪が増加したことが気になっていた・・・
とのことでした。

「１９％は　少ないですね。　体脂肪量が少ないのも、特に女性の場合は　問題（生理不順・骨密度低下など）がでますよ。　また、単に体重と体脂肪が少なくて、筋肉量が少ないのも、代謝が悪くなり、体調不良の原因になりますよ。
ですので、これから正しい食事をして、運動もして、体脂肪量は適正に保つ事が出来ますが、筋肉量が増えると体重が増える可能性もありますよ。」
と、お話しすると・・・・

Aさん「低血圧や冷え症など体調を崩しやすいので、健康になるために頑張ります！！」


ダイエットって言葉は　もともと、「やせる」だけが目的でなく、体調を良くするための食事法とか食事療法という意味なのだそうです。

ダイエット教室の状況は　またお伝えしますね。