元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

努力の仕方

2007-12-03 22:08:32 | 健康
野球のオリンピックアジア予選…ドキドキ、ハラハラの良い試合ですね~。
うっわ!?!? 打たれたぁ~!!
只今、6回の裏ですぅ~!!
「ダルちゃん、がんばれぇ~!!」
昨日の韓国戦でも、今日の台湾戦でも、よそのチームに比べると、日本の選手は カラダが きゃしゃに見えますね。
野球に限っての事ではないのです。
色々なスポーツを見ていて、仕事柄、選手のカラダを観察してしまい、「もうちょっと開拓の余地ありとちがう??」と思う事が多いし、「良いカラダ!!」と思う選手は プレーも良いのです。
ちょうど今日、スポーツ医学センターに 元プロ野球選手で、現在は クラブチームに所属し、また新たにプロを目指しているSさんが来たので、聞いてみました。
「プロ野球チームのフィットネストレーニングの状況は どうなの?」
体質的に、まだまだ古い体質が残っていて、技術練習に ものすごい時間をかけるけれど、本格的なトレーニングは ほとんどしていない、、
いちお、チームには トレーナーがいるけれど、チームでトレーニングをすることはなく、聞きに行けば、教えてくれる程度、、
・・・・・・・・・・
チームにもよるでしょうし、プロ選手であれば、自分でパーソナルトレーナーぐらい雇ってもいいぐらいですよね。

「よっしゃ~!!」只今、7回表、逆転!!!

Sさんは 肩の診察とリハビリだけをスポーツ医学センターで行い、2ヶ月で肩は 良くなり、もう投球を再開したそうです。(Sさんは ピッチャーです)
通常のトレーニングは いちお、某スポーツクラブへ行って、バランストレーニングを中心にしているそうです。
「でも、何か、しっくりこないんです。」
「自分に何が足りないのか、分からないんです。」
「筋力は 足りていると思うんです、、でも投球する中で、すごくスムーズに気持ちよく投げれる時と、そうでない時があるんですよ。」
今日は リハビリの効果確認で筋力測定を行ったのですが、確かに、弱くはない…
御本人には 言わなかったけれど、強くはない。
容易に強くはないと言ってしまえば、パワーアップのトレーニングをしてしまったらいけないし、色々な意味でのバランスが大切ですからね。

昨日も、ウォーキングの養成講座で、、
「クラスを受講している人が 足を前に蹴りだす時、膝が ふっと内側に入るんです。何が原因なんでしょう? どうしたら良いんでしょう?」
という質問を受けたのですが、、
*単なる動かし方の間違い
*カラダのパーツが原因?それが、足?膝?股関節?骨盤???首??
*柔軟性の問題か? 筋力か? 調整力か?
*インナーマッスルとアウターマッスルのバランス?
・・・・・・・・
と、観察していくポイントがあるのです。
そして、実際に見て、動かしてみないと、わかりません。

Sさんにも そんなことを話して、時間が可能な限りでカラダを見させていただいて、エクササイズを2つお伝えしました。
「ココとココを治せば、はいOK!! ナイス!ピッチング!!」
といけば良いのですが、そう単純なことでなく・・・
カラダが きゃしゃな日本野球でも、、
只今、7回裏 7対2で勝っています。ワールドベースボールクラシックでも勝ちましたしね~。
「才能がある・・・努力できる才能がある・・・」
っていうテレビのCMが印象的でした。
でも、努力をする才能があっても、努力の仕方…「何をすればよいのか?」が わからなければ、もったいないよな~。
ピッチャーならば、投げるだけでいいのか??
そうではないはず・・・なのは 確かです。
「来年は 野球に賭ける1年にしたいんです!」と、Sさん。
せっかくだから、Sさんに少しでも「何か」をみつけてあげたいな。
夢を見ることも、夢を追いかける事も、人をこんなにも熱くするんですからね~。
がんばれ! Sくん!
がんばれ! 日本!!! 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿