元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

今年の言葉

2010-12-23 23:28:38 | 健康
今年も残すところ、あと1週間となりました。

今年、健康セミナーをさせていただくにあたって、お題目となったのは・・・
新しい言葉・・・“ロコモティブシンドローム”
これは 今年まだ流行語大賞には ノミネートされませんでしたね~。
まだまだ浸透していないようです。


当然のことながら、健康教育を仕事にしておりますと、目の前に現れる現象
→ ①患者本人は 明確な原因が分からず、関節の痛みや変形が進行する
 ②その原因が筋力の衰えである事を自覚していない
 ③一箇所だけでなく腰や膝、股関節、肩関節と重複して症状が現れる
 
こんな現象に対して、メタボリックシンドロームのように、なにかインパクトのある言葉があればいいのにな~・・・

と、思うっていたところに 誕生した“ロコモティブシンドローム”
セミナータイトルを考えるのに、助かりました。
この言葉を作った人は すごいですね。感謝! 感謝!!


まずは セミナーでは聞いてみます。
「メタボリックシンドロームを知っていますか~?」
100%の方が 「ハイ!」

「ロコモティブシンドロームは 知っていますか~??」
100%、「・・・」ご存じありません。
セミナー冒頭の“つかみ”OK。。。

昨日は 今年最後のセミナーでゴルフ場の職員の方たちにロコモティブシンドロームに関してのお話と運動を行いました。

膝、腰、肩のの機能が低下(動きにくい、力が出せない)して痛みが起こる前に自分の身体の小さな変化に気づくチェック方法をお伝えします。

それは 特別な事ではなく、簡単なストレッチや体操を行う事で、筋肉の硬さや関節の動きの変化に敏感になるのです。そして、自分の身体を自分でコントロール=操る事が上手になり、自分で関節の変形や痛みなどの病気を予防する事ができるようになります。

そこで、当たり前何だけど、古いこの言葉を作った人は すごいな~!!と改めて感動しました。

「体操」
体を操る

ただ体を動かすだけの意味ではないのですよね。
若い時には 動いて当たり前の体も段々と動かなくなるのです。
でも、早いうちに動かなくなるか、年をとっても良く動くかは、その人自身の体の操り方しだい。

 

新年ロコモティブシンドロームに関してのセミナー予定
2011年1月23日日曜日 健康運動指導士登録更新講習会
 主催 兵庫県健康財団 http://www.kenkozaidan.or.jp/haken/haken3.html
2011年2月19日(土)伊丹市立総合教育センター
 主催 伊丹市友会


今年、ロコモティブシンドロームについて書いたブログ↓
2010年5月20日のブログ
5月21日のブログ
7月11日のブログ
7月17日のブログ
9月6日のブログ
11月21日のブログ



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