チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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真夏のオリオン

2009年07月07日 | チエの玉手箱
 オリオンよ、愛する人を導け!
 帰り道を見失わないように。

 真夏にオリオン座が見えるのは、夜明け前のほんのわずかな時間だけ。
 真夏に輝けば、この上ない吉兆。船乗りの間では、昔からそう信じられていた。


 1年に一度行くか行かないかの映画でしたが、ここのところ、1月に一度くらいの割合で映画館に足を運んでいます。
あの『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の福井晴敏氏監修・脚色ということで、『真夏のオリオン』を観てきました。
このブログにも少し前から、ブログパーツを貼り付けています。

 仕上がりは、いまひとつというところでした。
映画化原作文庫本では、十分に楽しませてくれたのですが、映画はきれいにでき過ぎていて、戦争の悲惨さとか、命を懸けた凄絶さとかの緊迫感に欠けていたように思いました。吉田栄作がよかったかな。

 むか~し、私が若い頃、職場の大先輩に、神風特攻隊の生き残りという方がいました。
若い少年兵だったその方は、3日後が自分の番という時に終戦を迎え、命拾いをしたのだと。しかし、すぐには終戦ということが信じられなかったとも言っていました。


ああ、映画っていいですよねえ。
次回は、ズバリ『ハリー・ポッター 謎のプリンス』でしょう!