チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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大地震 SOS!

2011年03月17日 | 大地震
SOS! たすけて!

福島県福島市在住@チエちゃんです

今、福島では原子力発電所の重大事故が起こっていますが、
その風評被害で、津波被害に遭った地域に物資が届かない状態です。
県立医大病院にも、医薬品が届かず、このままでは今週末に医薬品がなくなってしまうそうです。
断水のため、水も不足しているそうです。
その水を運ぶためのガソリンがありません。

みなさんのブログやツイッターなどで、訴えてください。
どうぞ、お願いします。

大地震 その2

2011年03月17日 | 大地震
福島県福島市在住@チエちゃんです。

2011年3月11日14時46分、その時私は、職場で自分のデスクにいた。
おや!? 地震だ。ちょっと長いな。
ストーブのスイッチを消火に回す。退路を確保しようとドアに向かうと、隣室の同僚が顔を出した。
大きいね。
二人で廊下に出る。その途端、揺れが激しくなった。
その時、防火扉が開き、閉まりそうになったので、あわてて押し戻し、必死にしがみつく。
同僚は、玄関に飾ってあった大きな花瓶が倒れないよう必死に支えている。
一旦静まるかに思えた揺れが、さらに激しくなった。照明が消えた。
3~4分も続いたのだろうか? いや5~6分か?

呆然としていると、2階から「外へ出ろ! 避難!」と、他の人たちが下りてきた。
私も、屋外へ避難。
こんな時にも、靴を履きかえる自分が可笑しかった。

屋外で、大きな地震だったと口々に言い合っていると、大きな余震が何度も起こった。
若い女性は、泣き出してしまっている。
それから30分くらいは、屋外にいただろうか?
上司が、口を開く。
「自宅のことも心配だろうから、今日はこれで終わりにする。
火の始末、コンセントを抜く、戸締りを確認して5分以内に戻れ。
その後、帰宅してよし。」
有難かった。太っ腹な上司だ。

その4へ つづく

大地震 その1

2011年03月17日 | 大地震
こんな形でこのブログを再開することになろうとは、夢にも思わなかった。
けれども、書かずにはいられない。
今回起こった出来事と、今の私の気持ちを。
気持ちが乱れているので、支離滅裂な部分はご勘弁を。

 昨夜、真夜中1時30分、私は暑苦しさに目を覚ました。
気が付くと、びっしょり寝汗をかいていた。
寝汗なんて何年ぶりだろう? 疲れているんだな。
でも、寝汗をかくくらい暖かな布団で眠れる私は、なんと幸せなんだろう!
命からがら津波から逃れ、家を失い、避難所でわずかな食べ物だけで、薄い毛布1枚に包まってこの氷点下の寒さに耐えながら、眠れぬ夜を過ごしている方々に比べたら、なんと幸せなことだろう。
そう思ったら、涙があふれた。
相当まいってるな。
泣くことで、気持ちが楽になるなら、思いっきり泣こう!


2011年3月11日14時46分に発生した三陸沖を震源とする大地震・大津波から7日目の朝を迎えた。
4時30分に目覚めてしまった私は、起きることにした。
原発事故は、どうなったんだろう?
(私は、福島県福島市在住です)
TVのスイッチを入れたい気持ちを押さえて、これを書くことにした。


その2へ つづく