福島県福島市在住@チエちゃんです
2011年3月11日(金)
ヒロシの実家や私の実家、二男の安否はどうかと何度も携帯電話を掛けてみるが、つながらない。
災害時はつながりにくくなっているから、仕方がないとあきらめる。
私は、もう一度ワンセグを見たいと思ったが、ヒロシの携帯電話のバッテリーが残り少なかった。
ヒロシは、バッテリー充電器と12V携帯充電用ケーブルを持ってきた。
私はいつも、そのバッテリー充電器を重くて、邪魔くさいヤツと思っていた。
それに、12V用って・・・ 一体いつの間に買ってたの?
「1000円くらいで、どこでも売ってるさ!」
今度、私も買っておこうと思った。
充電中に、ヒロシの携帯電話が鳴った。
嫂からだった。
ドコモとauはつながらないのに、ソフトバンクはつながるのか? 替えようかな?
ヒロシの実家では、塀が崩れ、屋根瓦も跳ね返り、サッシ窓が閉まらなくなったのだという。
幸い怪我はなかった。怖いので、今夜は車の中で寝るという。
自分の実家が気にかかる。
戦後建てた家で、築60年は経っている。
80歳を越した両親が、二人きりで暮らしていた。
それから、私たちは寝ることにした。
余震が続いているので、サイドボードにコタツを寄せ、座布団を敷いてそのまま寝ることにした。
毛布と布団を持ってくる。猫たちもコタツの中に入れた。
ストーブは、灯油の節約と余震が続いていることから、消した。
いつも閉めていた雨戸は、咄嗟の時の退路確保ということで閉めなかった。
(ダラダラと当日のお話ですみません。ようやく、終わりました。
今後の参考になるかもしれないと思い、記憶している限りのことを書きました。)