会期が7月3日までなので今週末が最後のチャンスと、「八重の桜」特別展を観に
福島県立博物館に行ってきました。
展示品はもちろん写真撮影NGですので、建物のみの紹介です。
中に入ると、ちょうど2万人目の来場者の方がインタビューを受けていました。
おしかった~
もう少し、早かったら、私たちが2万人目だったかも!?
私のお目当ては、孝明天皇の御宸翰(天皇直筆の書のこと)でした。
どんなものなのか、興味があったからです。
中身は、漢文で京都の治安を守った容保に対する感謝の言葉が書いてありました。
不思議に思ったのは、天皇の署名がなかったことです。
普通手紙には、差出人が分かるよう自分の名前を書くものでしょう?
一番位が上であるから書く必要がなかったか、あるいは名前を出してはいけなかったのかなぁ。
でも、孝明天皇さんの文字は、あまり上手ではないと思いました。(ご無礼すみません)
私が一番心を奪われたのは、展示場入口にあった鶴ヶ城の写真でした。
明治時代に撮られたものらしく、天守閣の飾り瓦が落とされ、屋根や壁も崩れ落ち、戦いの壮絶さが見て取れました。
その他の展示品は、戦に敗れ、城を出る時に八重さんが詠んだという和歌の条幅(これは本人が後に書いたもの)、ゲーベル銃、スペンサー銃、兄覚馬の建白書、遺言状草稿など興味深いものが展示されていました。
容保の鼓箱は、螺鈿で花や鶴亀が描かれていて、とってもきれいでした。
この日は、ちょうど第1回城サミットが開催されていたので、鶴ヶ城にも行ってみました。
武将の格好をした案内係の方をパチリ。
なぎなたの演武を見てきました。このあと、砲術の実演もあったのですが、時間の関係で断念。
(無理をしないがモットー)
会津の懐石料理を食べて帰ってきました。
さて、今夜も一層の思い入れをもって、ドラマを見ることができそうです。