チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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私は、臓器を提供しません。

2014年07月25日 | チエの玉手箱
突然ですが、あなたは臓器提供意思表示をしていますか?
そう、健康保険証の裏側に記入欄がある「臓器提供の意思表示」です。
画像は、息子の保険証なのですが、たぶんこれと同じで何も書いていない方が多いでしょうね。

私は、「3私は、臓器を提供しません。」に〇をつけています。
それは、死んだ後に裸を見られるのが嫌だとか、身体を切り刻まれるのは嫌だとかそういうことが理由ではありません。
臓器提供によって救われる命があるなら、それはそれで良いことだと思います。
ドナーを待っている患者さん本人やご家族の気持ちを考えたら、喜んで臓器を提供したいという気持ちもあります。

けれども、私を踏みとどまらせるもの。
それは、人が成してはいけないこと。神の領域であると思うのです。
臓器移植をした時、なぜ拒絶反応が起きるのか?
それは、やってはいけないことだから。

今話題のips細胞やSTAP細胞から、将来画期的な治療法が開発され、神の領域など無くなってしまうのかもしれないけれど、自然というサイクルの中で保たれている微妙なバランスにズレが生じはしないのか?と不安になるからです。

人それぞれの考え方があるから、そのための意思表示だと思うので、

私は、臓器を提供しません。