チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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脳梗塞

2023年04月18日 | 介護
今朝のこと、母が入居しているケアハウスから電話がありました。
昨日の今日なので、母に何かあったのか?と思いました。
「おはようございます。昨日はありがとうございました。
 お母様の目がなかなか明かないので、スタッフミーティングで脳神経外科を受診していただこうということになったのですが、ご了承いただけますか?」
私は、アッ!と思いました。
母のあの状態は、もしかしたら脳梗塞なのでは?
良いも悪いもありません。「よろしくお願いします。」と返事しました。

果たして、・・・お昼近くに電話が鳴りました。
「お母様は脳梗塞を起こしているとの診断で、入院されることになりますから、今すぐ病院へ来ていただきたいのですが?」
私は、取る物も取りあえず、病院へ駆けつけました。

ケアハウスのスタッフさんと並んで、医師の説明を聴きました。
プリントしたCT画像を見せながら、
「右側後頭部にある白い部分が脳梗塞です。
 ここの部分は物を見て認識するところです。
 ですから、左目が見えなくなる可能性があります。
 もう一か所、中央の小さな白い部分は、左半身の感覚に関する部分です。
 原因は、加齢による動脈硬化ですね。」
と言う医師。

それから、ストレッチャーに寝ている母に会うことができました。
「チエだよ。わかる?」と聞くと、
「ああ、チエのことはわがるよ」と小さな声でしたが答えてくれました。
コロナの影響で病室に行ってしまうと会えなくなるからという、病院側の配慮でした。

母はとりあえず2週間入院することなりました。
深刻な状況ではないにしろ、やはり元の状態に戻ることは難しいのではないでしょうか。