プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「一色マラソン」こぼれ話

2015-02-02 10:10:35 | スポーツ
 第50回一色マラソン(1月25日)は、ゼッケン等が事前に送付されたおかげで、当日の会場入りに余裕があり、少し離れた吉良温泉に前泊した。

 事前に送られて来た郵便物には、ゼッケン・測定チップに加え、「参加賞」と「敢闘賞」の交換券が入っていた。参加賞は、3種類から選べる仕組みで、西尾市名産の「えびせんべい」を指定したが、「敢闘賞」の正体は不明だった。

 大会当日、「敢闘賞」は、男子70歳・女子65歳以上のランナー対象と知った。更には、妻が完走タイムと無関係の「ラッキー賞」(飛び賞)を射止めた。いずれも、地元名産の菓子類で、参加賞と合わせて、甘い物満載で一週間経っても消費し切れないでいる。

 また、宿のチェック・イン時にゼッケン番号の記入を求められ、不思議に思ったが、チェックアウトの際、宿泊代を一人当たり2,000円割引きされ、募集要項に記載されていない特典に驚いた。

 一方、宿の露天風呂で知り合った奈良県から来た人の話では、「奈良マラソン」の運営費用がかさみ、昨年暮れ、開催反対派から選挙を機に中止を求める声があがり紛糾したが、知事の決断で開催に踏み切ったとか。

 既成事実化したイベントであり、観光都市としての体面もあるが、エイド・ステーションや沿道の応援の動員等で住民負担も重くのしかかる。

 一色マラソンにしても、参加料やスポンサー収入だけで賄い切れる筈も無く、自治体の財政支援抜きに開催出来ないと推察され、手厚い歓待を手放しで喜べなかった。