プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ふるさと納税も税制度を考える契機

2015-02-05 09:10:26 | 日記・エッセイ・コラム
 特産品目当てなのか、或いは、節税対策なのか分からないが、「ふるさと納税」が静かなブームとか。「ふるさと納税生活」なる本まで本屋の店頭に並んでいる。

 全国の自治体が、税収増を図ろうと知恵を絞るのは結構なことで、地元の農産品を使えば、生産者が潤うことにも繋がる。

 しかし、「ふるさと納税」の本来の目的は、地方間格差や過疎により税収減に悩む地方自治体に対する解消策だったはずで、景品で釣るような施策は補完策であるべき。

 一部の自治体で「ふるさと納税」による税収額が、本来の税収を上回り、逆に、税収減になった自治体が出てくると、本末転倒にも思える。

 私も、2年前からマラソン大会に参加した恩返しのつもりで、「ふるさと納税」を始めたが、その土地の特産品を貰うのはやはり嬉しい。

 確定申告の時期が近づいて来た。サラリーマン諸氏には、税金の使われ方を考える機会として、「ふるさと納税」を経験してみることをお勧めする。