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時悠人chosan流処世術

★税制のひずみ

2015-02-18 09:25:52 | 日記・エッセイ・コラム
 最近、視力が弱くなるとともに、読書量がめっきり減り、話題の本も斜め読みで事足りるので、「立ち読み」が趣味になった。

 顔見知りの本屋で、いつも立ち読みばかりでは気がひけるので、時々、ランニングに関する雑誌を買うが、図書購入費がめっきり減った。昨日、確定申告を済ませ、ぶらりと本屋に立ち寄ったら、青色申告のツボや節税対策等のハウツーものと並び、「ふるさと納税生活」なる本まで積まれていた。

 この種の本は、興味がある個所だけをパラパラと読めば十分なので、立ち読みに一番向いている。ほんの数分で1,000数百円を節約出来た。

 さて、昨年の「ふるさと納税額」全国1位の自治体は、平戸市で12億円超。本来の住民税収入額が9億円強。貴重な財政収入になるので、更にバージョン・アップを検討中とか。小規模自治体の知恵として否定する考えは無いが、「税制のひずみ」であり、射幸心を煽る制度を素直には喜べない。

 むしろ、毎年、確定申告の都度、数万円の還付金が戻ってくる税制を抜本的に見直す必要性を感じる。