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時悠人chosan流処世術

★消費税の変形:原発廃炉費

2016-09-18 08:30:09 | 日記・エッセイ・コラム
 9月16日のテレビ朝日のニュースを観ていた妻が、「エッ!」と絶句した。画面には、「原発の廃炉費用など政府が新たな負担検討へ」、「国民負担8.3兆円の文字が踊っていた。

 8.3兆円の内訳は、「廃炉4兆円、賠償3兆円」と「他の原発の廃炉費用1.3兆円」となっていた。東京電力支援策であることは、明白だ。

 「ANNが独自に入手した内部資料」と断ってあったが、「政府は、27日にも委員会を立ち上げて年内にも結論を出し、来年度の法改正を目指す」となると、火の無い所に、、、で、単なる噂話しとは思えない。

 電線の使用料金に上乗せし、すべての利用者から徴収するので、新たな税負担と同質で、自由化で誕生した新電力会社も圧迫される。

 全国民で、原発マネーや廃炉費用を等しく負担する仕組みは、原発に依存しない地域住民に不公平感を生むばかりだ。

 安倍総理が、消費税のアップを先送りした裏には、原発の廃炉費用を新たに負担させる意図があったのではないかと、勘繰りたくなる。

 
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