プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★戦争国家への着実な歩み

2016-09-19 08:51:21 | 日記・エッセイ・コラム
 安保法案が成立して1年経った今、日本を取り巻く国際情勢は緊張を増した。政府は、こうした安全保障環境の変化に対応するために、「力には力で対抗する」道を選択した。

 ある意味では、国際社会の普通の国の仲間入りを果たしたことになるが、反面、戦争出来る国に踏み込んだとも言える。

 自衛隊は、実践的訓練を強化しているが、近く、新たに「米艦防護」の訓練に入る。米韓防護の活動の範囲は、明確になっておらず、防衛大臣が必要と認めれば発動できることで、本当に良いのだろうか。

 集団的自衛権のように「武力行使の新3要件」や「国会の承認」も必要としないとなると、軍部が独走した時代に回帰する錯覚に襲われる。

 アメリカの大統領選の結果によっては、同盟関係の見直しも考えられるだけに、複雑な思いにかられる。

★新たな安全神話
 国会周辺でのデモの規模が日を追って拡大し、野党が結束を固めたが、「多数決主義」の宿命で、安保法案の成立は、もはや、時間の問題となった。 国際社会に普通の国として仲間入りし、P......