プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★コロナ対策はナッジで!

2020-12-13 08:34:06 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、買い物に出た時、前方から歩いてきた若者が、顔をそむけて、足早に脇を通り抜けた。

 後姿を見ながら、「あなたは何故、顔をそむけるんですか?」と、独り言ちた。私は、マスクをしていたし、服装も見苦しくなかった(?)と思う。

 すれ違った場面を思い返すと、彼はマスクをしていなかった。もし、心理的な負い目で、顔をそむけたのだとしたら、わだかまりも消える。

 ついては、2017年に、ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授提唱の「ナッジ理論」をコロナ対策に応用できないものか。

 「不要不急の外出を控えよう」とか、「gotoを一時中止すべき」と決めつければ、「用があるから」とか、「gotoは政策」と反発を招く。

 放置自転車対策として、「ここは自転車捨て場です。ご自由にお持ち帰り下さい。」のように、良識に訴え、共感を得る気付き策が有効なのだが。