プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★消費の勧め

2022-06-18 08:15:44 | 日記・エッセイ・コラム
 経済復活のキーとなるのは、GDPの6割以上を占める民力だ。政府が、「人生100年時代に備えて、老後の必要費用」を示せば、倹約思考になるのが当然だ。

 また、今の社会情勢下では、非常時に備える人が多くなるのも道理だが、私は、逆だと思っている。

 世界の誰一人として予想しなかったロシアの暴挙が起きたように、この世は一寸先が闇だと認識すれば、10年、20年先を見通すことは不可能だ。

 誰も、自分の余命を思い通りに描けない。仮に描いたとしても、途中で死を迎えれば、これ以上の不幸な人生はない。

 ましてや高齢者なら、いつ何が起きても不思議ではない。それならいっそのこと、元気なうちに、やりたいことにお金を使い、楽しい時間を過ごすように心掛ければ、景気も良くなる。

 私には、その時間すら少なくなってきた。

★袋小路

2022-06-17 07:58:45 | 日記・エッセイ・コラム
 国会が閉会し、舞台が参院選に変わるが、社会を覆う閉塞感は変わりそうもない。

 ウクライナ情勢や新型コロナの影響が、世界経済に悪影響を与えているが、深刻化するのは、これからで、まだまだ長く続くと思う。

 一例が、政策金利の利上げを決めたアメリカに対し、日銀は、従来通りのゼロ金利を維持する方針なので、消費者物価の値上がりは避けられない。

 輸出産業を優遇し、経済成長を図ったアベノミクスで、多くの企業が生産拠点を海外に移したので、円安の効果は今までより小さく、景気浮揚策として多くを期待できない。

 戦略を練るのが、政治家や企業経営者の役割だが、それを支える側の存在抜きに実行できない。その支える側のGDPの6割を占める国民が、日々の生活に苦しんでいれば、結果は、、、?"(-""-)"

★第42回千歳JAL国際マラソン

2022-06-16 08:53:52 | 日記・エッセイ・コラム
 6月5日に開催された「第42回千歳JAL国際マラソン」大会を沿道で観戦していたら、ふつふつと熱い思いがこみ上げてきた。

 高低差155mで起伏に富む過酷なコースを、痛い足を引きずり、顔を歪めながらも、必死にゴールを目指すランナーのひたむきさが胸を打った。

 私は、通算13回(フル3・ハーフ10)、妻はハーフ10回出場したが、楽しいレースは、一つも記憶にない。楽しい思い出は一時的だが、辛い経験は永続するもので、向上心の源泉でもある。

 しかし、ゴール後に振る舞われた「インカのめざめ」のうまさは格別で、それにつられて参加していたのかもしれない。

 最近、病院通いが続き、落ち込んでいたが、マラソンに比べれば、蚊に刺されたようなものだと、気合を入れ直した。

★糖尿病の怖さ

2022-06-09 09:00:09 | 日記・エッセイ・コラム
 5月以降、体調異変が相次ぎ、身辺整理を始めたが、気乗りしない作業ではかどらない。

 自転車から落車し整形外科、立ち眩みと頭痛、斜行で脳神経外科、腎臓ポリープの経過観察と、病院通いで気分が重い。医師から「深刻に考えると、かえって良くない」と言われたが、糖尿病悪化による合併症のようだ。

 健康な人は、「血糖値」の高低に関心が向きがちだが、血糖値は、直近の食事や運動によって短期的に上下降するので、測るタイミングによって差が出る。

 一方、「HbA1c」値は、過去1〜2ヶ月の平均的な血糖の状態を反映するので、精度が高い。なお、日本糖尿病学会では、正常範囲を4.3~5.8%と定めており、6.0以上になれば、予備軍と心得たい。

★相互誤解(番外編):無言

2022-06-04 08:17:20 | 日記・エッセイ・コラム
 時々、泣いて駄々をこねる幼子に、「ママにちゃんと分かるように言いなさい!」とか、「泣いてばかりいたんじゃ分からないでしょ!」と怒る母親を見かけると、眉を顰める。

 母親なりの怒る理由があるのだろうが、はた目から見ると、いじめに似て、恥ずかしくないのかと感じることがある。

 自分の意思を、大人並みに言葉で表現できない幼子は、泣くことで意思表示するしか手段がない。

 欲しいものをせがんでいるのか、疲れておんぶして欲しいのか、のどが渇いて水が欲しいのか、虫に刺されて痛いのか等々、泣くには泣くわけがある。

 自分の思うようにならないからで、それを、ちゃんと説明しろと言う方が無理難題だ。

 「ぐったりしてる」と言って、子供を病院に担ぎ込む母親のニュースに接するたびに、虐待に対する「無言の抗議」なのだと、心が痛む。

 しばらく休止します。