通勤のお供にしていた「伝える力 2」を
先日読了。
さすがにわかりやすく、スイスイ読めました。
読みながら、反省することばかりです。
例えば、“刺絡”について説明するとき
「瘀血を取り去ります」
「瘀血とは体の中で滞っている血です」
「血が滞るのは気の流れが悪いからです」
なんて言っていますが
こうして文章にして眺めてみると
「血が滞ったら死んでしまうやん」とか
「そもそも気ってなに?」とツッコミをいれたくなります。
これって「自分の使い慣れている言葉(≒専門用語)は一般に通用しない場合がある」
ということなんですね。
早速、改めなければ。
この本では、池上さんがNHKの記者として培ってきた
「人にわかりやすく伝える」技術に加え
陥りやすい間違った表現(これ案外使っていてショック受けます・・・)や
時事問題なども載っていて、タメになります。
となると他の著書も読みたくなり
「伝える力」と「池上彰のお金の学校」をネットで注文しました。
レビューでは「レベルが低い。基礎の基礎。」なんて酷評している人もいるけれど
私にとっては、ちょうどいいのよね・・・。
というわけで、世間から相当遅れての「池上ブーム」が来ています。