お稽古のあった某日。
先生の用意して下さったお茶碗がとても素敵だったので
その日一緒だった同期(的な人)と
「カワイイ~!」と盛り上がったところ
困ったような笑顔を浮かべる先生。
「え?何かヘンなこと言ったかな?それとも騒がしかったのかな?」
と一瞬とまどいつつ
すぐ忘れ(汗。
とはいえ、心のどこかに引っかかっていたのですが
その謎が、ついこの間、解けました。
「可愛い」という言葉
普段使う場合には、たいがい「素敵」と同義語だと思うんですけど
お茶の世界ではどうもそうではないらしい。
「茶席の会話集 ―亭主の言葉・客の言葉―」(三田富子著・淡交社)より
―以下抜粋―
“何年か前に京都のお茶で、ある客が茶入れを手にして
「可愛らしいお茶器で」と言ったところ、ご亭主が、
「まだ大人になっていませんか?」
と切り返した。
その時はおどろいたが、可愛いということは幼な児のまだ育ち切らないところを
いうのだと気が付いた。”
だそうです。可愛いは決して褒め言葉ではないということなのです。
知らなかった・・・。
でもまたうっかり言ってしまいそう。
先生の用意して下さったお茶碗がとても素敵だったので
その日一緒だった同期(的な人)と
「カワイイ~!」と盛り上がったところ
困ったような笑顔を浮かべる先生。
「え?何かヘンなこと言ったかな?それとも騒がしかったのかな?」
と一瞬とまどいつつ
すぐ忘れ(汗。
とはいえ、心のどこかに引っかかっていたのですが
その謎が、ついこの間、解けました。
「可愛い」という言葉
普段使う場合には、たいがい「素敵」と同義語だと思うんですけど
お茶の世界ではどうもそうではないらしい。
「茶席の会話集 ―亭主の言葉・客の言葉―」(三田富子著・淡交社)より
―以下抜粋―
“何年か前に京都のお茶で、ある客が茶入れを手にして
「可愛らしいお茶器で」と言ったところ、ご亭主が、
「まだ大人になっていませんか?」
と切り返した。
その時はおどろいたが、可愛いということは幼な児のまだ育ち切らないところを
いうのだと気が付いた。”
だそうです。可愛いは決して褒め言葉ではないということなのです。
知らなかった・・・。
でもまたうっかり言ってしまいそう。