亮介が解剖を勧め、妻・瑠美子が承諾した為、
桜井は解剖されることに。
死因とされていた腸閉塞の痕跡はなく、
死に至るほど重篤なものでもなかった。
ただ、抗がん剤の過剰投与の可能性が推測されると。
しかし医師側が情報を隠蔽する可能性が・・・
「じゃあ、病院側の証言が得られなければ、
このままなかったことにされてしまうんですか？」
解剖すれば真実が分かると思っていた瑠美子は、
解剖するんじゃなかったと後悔。
大己が瑠美子を訪ねる。
「自分の親が経営している病院を疑って
行動に移した亮介の覚悟は並大抵のものではなかったと思います。
解剖を勧めたあいつの気持ち、
少しだけでも分かってやって欲しいんです。」
瑠美子はあの時は申し訳なかったと思ってると。
そして桜井が最後に書いたメモを見せてくれる。
“１８金”
大己は瑠美子に心当たりがないか聞くも分からないと言われる。
将棋でしょ？ 絶対将棋だって！！
玲子が亮介に声を掛ける。
「解剖勧めたこと後悔してんの？
あとで後悔するぐらいなら最初からやらなきゃいいのに。」
なんだろうね。
やっぱり玲子の言い方ってカチンとくるんだよね（ー'`ー;）
「桜井さんに解剖を勧めたあなたの選択は法医学者として正しかった。
私はそう思ってる。」
と玲子は言い去って行く。
亮介は行動に移す。
担当医だった梅木に会いに行き、
シスを投与された記述がカルテからなくなっていたことを問い詰める。
梅木はそれまで投与していた抗がん剤では弱すぎると判断し、
シスの投与は妥当な処置だったと反論。
桜井の前のドクターが仙台の病院にいると知り、
彰がバイクで連れて行ってくれる。
桜井のことを聞くも、院長から何も話すなと言われていると。
だけど、シスは絶対投与してはいけない薬だったことを
教えてくれた。
父親を問い詰める亮介。
「桜井さんはシスの投与が原因で亡くなり、
そしてカルテは改ざんされた。
そうなんだよね？
真実を知ってしまったら、それをないことには出来ない。
医療ミスを認めて欲しいんだ。」
桜井から通常量よりかなり多いモルヒネが検出された。
「医療ミスとモルヒネ？」
謝罪会見を開く院長。
不適切な抗がん剤を投与して患者を死なせ、
カルテを改ざんしたことを認める。
大己は桜井と院長が長崎出身だったことを突き止める。
県人寮では部屋が隣同士で仲が良かったと。
亮介と院長のところへ瑠美子を連れてやって来る大己。
「本当は、医療ミスじゃなかったんですよね？」
尊厳死。
「血中のモルヒネの濃度は通常の治療を上回るものでした。
抗がん剤の医療ミスの筈なのに何か変だなぁって思ったんです。
桜井さんには痛みで苦しむことなく安らかに息を引き取って欲しい。
そうゆう思いがあったんじゃないかと思ったんです。」
桜井は脳にもガンが転移していて、記憶がなくなっていっていた。
妻に無様な姿を見せたくないから死なせて欲しいとの願いだった。
自分が尊厳死を選んだと知ったら瑠美子が悲しむだろうから、
内緒にしていたと。
“１８金”は“イチハチ金”という将棋の封じ手だった。
ほら。やっぱり将棋じゃん。
すぐ分かったよ。
「ありがとうございました。
主人の我侭に最後までお付き合いいただいて本当に感謝しています。」
亮介と共に警察へ行く院長。
タクシーを降り「ここまででいい。」と
ひとりで出頭しようと歩き出す。
「親父！ 世間の人は親父のことどう思ってるか分からない。
医者として最低なことをしてしまったのかもしれない。
でも俺は最高の親父だと思ってる。
だからこそ俺、親父超えられるような人間になるから。」
なんだ。医療ミスじゃなかったのか。
だったら梅木を巻き込まないでやれば良かったのに・・・
梅木は何も知らなかったのに、
殺人？の片棒担いだ感じになっちゃったじゃん。
これって梅木は罪に問われるの？ 問われないの？
ってか、てっきり最終回だと思ってたよ(‐∀‐；)
来週が最終回なんだね。
でもこれで終わりでも良かった気がする・・・
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