『その執事、滔滔』
タワーブリッジに立っているアッシュ。
そこへ向かうセバスとシエル。
そして犯人と対峙。
これが最後の命令になるかもと言うセバス。
「奴を・・・天使を殺せ!!」
霧のように現れた黒い不浄たちはセバスを覆い、
更にシエルにまで襲い掛かろうとする。
アッシュとアンジェラが交互に出て来る。
「あなたのことをまだ諦めた訳ではありませんよ。」
「犬とまぐわう女など私の趣味ではありません。」
自分を女として受け入れないなら、このまま男としてと言うアッシュ。
「あなたを芯の奥深くまで貫いて差し上げる。」
「とことん悪趣味ですね。」
振り上げたアッシュの剣によってセバスの腕が斬り落とされてしまう。
「魂の強奪ですか?
死神の利権に手をつけるとは何とも許しがたい。
今回ばかりはサービス残業もあえて受け入れるとしましょう。」
ウィルがやって来て、グレルにデスサイズを渡す。
グレル、ウィル、アンダーテイカーは不浄な魂狩りを。
「残念ですね。どうやら絶頂とやらは迎えられそうにない。
反旗、と行きましょうか。
プルートゥを呼ぶアッシュだったが、
使用人たちの手により葬られていた。
怒ったアッシュに攻撃される。
セバスはシエルを庇い、背中に無数の羽が刺さってしまう。
「坊ちゃん、ひとつお願いがあります。目を閉じていて下さい。
私は執事、主人の心証を害するような無様な姿は見せられません。
私がいいと言うまでじっと目を・・・」
セバスは真の姿を現し、アッシュに反撃。
戦いに巻き込まれ飛ばされてしまうシエルは、
辛うじて片手で体を支えていた。
「坊ちゃん、後10数えるまで生き延びれますか?」
セバスのカウントダウンが始まり、
終わると共にアッシュの体が消える。
「終わりましたよ、坊ちゃん。」とシエルの元へ。
しかしシエルは手を離し、川に落ちてしまう。
「嘘つき・・・ですね。
10数えるまで生き延びていると約束したのに。
まだ死なせません。」
ロンドンでは火が消え、人々が復興の為に頑張っていた。
シエルはセバスが漕ぐ船の上。
河にはシエルのシネマティックレコード。
最後まで責任を持ってセバスがシエルを死へ導くと。
セバスは屋敷を去ったタナカが書き綴った日記をシエルに渡す。
日記には、女王が父を殺そうとしていたことを、
父は知っていたと記されていた。
「憎しみからは何も生まれない・・・」
その時、青い花の指輪が流れて来て、シエルは指にはめる。
最後の場所へ辿り着く。
「痛いか?」
「そうですね、なるべく優しくはしますが・・・」
「いや、思いきり痛くしてくれ。
生きていたという痛みを魂にしっかりと刻みつけてくれ。」
セバスの手がシエルへと・・・
「では、坊ちゃん・・・」
やっぱり最後はセバスがシエルの魂を持って行って終わりだった。
なんとも言えない終わりだわ・・・(-_-;)
それよりタナカは何処に行ったんだろう。
他の使用人たちは? 死んだの?
シエルがいなくなった後、
ファントムハイヴ家や周りがどうなったのか知りたいんだけど、
1番知りたいのはセバスの真の姿だね!!
セバス、どんな姿なの?(笑)
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