ふさわしい人物になる

多くの成功者は、
自分が何をするかではなく、
自分がまず成長しなければならないと考えます。

労働そのものよりも、
その根底にある考え方が富を築く原動力になると知っているからです。

貧しい人は、
幸福になるには幸運や才能が必要だと考えますが、
その要因はもっと基本的なことにあるという事実を
多くの研究が明らかにしている。

それは考え方です。

成功者は自分は豊かになれるという信念をもっています。
つまり、
自分には豊かになる権利があると考え、
どんなに失敗しても最終的には勝利を収めることができると
確信しているのです。

この自己達成的な予言はめったにはずれません。
なぜなら、それは信念にもとづく行動につながっているからです。

貧しい人は何かをして「すぐに」お金をほしがります。
一方、豊かになる人は成功も失敗もすべて含めて
あらゆる経験から学んで成長し、
成功を収めるのにふさわしい人間になろうとします。

これはすばらしい戦略です。
というのは、
市場の動向や偶然などの外部要因に頼るのではなく、
自分が成功に値する人物になることをめざしているからです。