コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

ダークサイドから抜ける

2016-08-29 06:40:58 | Weblog
スターウォーズの好きな人なら
ダークサイドという言葉を知っていますね。

ジェダイはフォースという気や超能力に似た力を使うことができますが、
これを恐れや怒り、欲望の心にまかせて発動すれば、
より安易に強大な力を発揮することができます。

このマイナスの心に満たされてしまう状態を
「ダークサイドに堕ちる」と言います。

人は、ネガティブなものを内面に抱えています。
ふだんは陽気ないい人でも、
嫉妬したり、
誰かの足を引っ張りたくなることはあるでしょう。

社会的に成功している人でも、
いろんな問題を起こしたり、
法律を犯してまわりの人をびっくりさせることがあります。

このダークサイドには、
たくさんの種類があります。
金銭欲、名誉欲、性欲などはもちろんのこと、
今の幸せを台無しにしたいという破壊欲すらあります。

せっかくコツコツいろんな努力を積み上げても、
一瞬で台無しにすることがあります。
成功している実業家、
タレント、
政治家が、
分かっているのに、
ほとんど社会的自殺のように、
スキャンダルに巻き込まれるのは、こういうわけです。

ダークサイドから抜け出すには、
普段から自分の中にあるいろんな欲望を見ておく必要があります。

自分には関係ないと考える人の多くが、
見落としているものもあります。
成功志向の人に多く見られる成長欲というのが、
その一つです。

もっとよくなりたいというのは、
一見するとすばらしいものですが、
気をつけないと人生で大切なものを台無しにする可能性があります。

「成長しなければいけない」と思いすぎると、
仕事や家庭で、
必ず亀裂が入ります。
それは、
そこにいる人が、
現状に満足するタイプと、
どんどん先に行きたいタイプとの二種類に分かれるからです。

また、
使命感ばかりに身を任せると、
個人や家庭、ごく近い人の幸せがおざなりになることにつながります。

そこで、ここから抜ける方法の一つは、
「人によくなってほしい」という自分 の中にある
他人への期待を一時的に手放すことです。

ほとんどの人は、「よくなりたい」というより、
「あまり変化を起こしたくない」と考えています。
その都度、
がっかりしたり、
相手に「なぜ変わらないの?」というプレッシャーを
与えてしまうことがあります。

人への期待を手放して
自由にしてあげれば、
自分も相手も楽になります。