コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

任せきる勇気

2016-08-30 06:07:02 | Weblog
幼い子どもには、
自分で転んだときには、
転んだ状態を目で確認し、
周りの安全を確認して、
怪我や問題がなければ、
基本的にはそのまま見ているようにすることです。

決してすぐに駆け寄って
抱き起こしたりしないことです。

すると、
やがて子どもはよっぽどのことでないと、
泣いたり助けを求めたりしなくなります。
自分で起き上がり何事もなかったかのように、
次の動作に移ります。
自立の過程です。

しかし、また転びます。

チームで仕事でもこれと同じです。

組織が停滞する原因はいくつかありますが、
リーダーがチームを細かく管理しすぎると、
チームはうまく回りません。

これはリーダーとメンバー双方に原因があるのですが、
いずれにしても何でもリーダーが口出ししすぎると、
メンバーは成長する機会を持てません。

悪くすると、
何でも頼るようになってしまいます。
また、
リーダーの時間的・能力的限界が
組織のパフォーマンスのボトルネックになってしまいます。
これは、
特に「優秀なメンバー」として若い頃を過ごした人が、
初めてリーダーになったときに気をつけなければならない落とし穴です。

リーダーとしては
「見てはいられない」
「自分がやったほうが早い」
と感じる部分があるでしょう。

しかし、
メンバーに仕事を依頼したら、
ぎりぎりまで任せきる勇気が必要です。