ここあコテージ

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お世話になった宣教師が天に帰りました

2010-11-17 15:06:14 | 教会
きのう、友達からメールが来て、カナダの宣教師の先生が天に召されたと聞いて驚いています。

私たちには霊的お母さんだったと思います。
夜に知らせを聞いて、しばらくは眠れませんでした。
いろんな思い出がよみがえってきて・・・。

先生は、長い間青森、特に弘前で学生たちのために伝道してこられました。
まるで日本人のような繊細さと、しかし反面、神様に従うことにおいては一途で、真摯な態度でしたし、また、広い心で私たちのことを受けとめ、祈っていて下さいました。
先生と関わった人たちはたくさんいたことと思います。
その一人一人は、日本全国で牧師、宣教師、牧師夫人など直接献身した人たちもいるし、一信徒として神と教会に仕えている方々もいます。

思えば、もうすでに30年前になりますか・・・。
私たち学生が、先生のお宅を会場にしてクリスマス会をしたり、KGKの聖研をしたり、祈ったり、時にはおしゃべりしに行ったり、未信者の学生友達を先生宅に連れて行ったり。

私の未信者の友人(実はこの人、私を教会主催の映画会に誘った未信者で、私が教会というところに行くようになったのはこの人のおかげ。ただし、この人、まだ信仰をもってません・・・。)が、入院してひざを手術したとき、先生はその人の病院を訪れ、その人と一緒に賛美歌を歌いました。実はクリスマス時期でもあり、病室のほかの人たちも、一緒に賛美歌を歌ったんですよ。
先生の、あの笑顔ややわらかさが、未信者の人たちの心をほぐしてくれたのかもしれません。もちろん、すべては神様の与えてくれた時でしたが。

私が就職がなかなか決まらなかったことを心配してずっと祈っていて下さいましたし、結婚が決まって報告したときも心から喜んで下さいました。
学生時代に教えられたことは、今の歩みのベースになっていることは確かで、教会生活の右も左もわからなかった頃から、いろんなことを教えて頂きました。
あるときは、礼拝の大切さを教えられ、またあるときは、祈ることの大切さを教えられました。

私と友人、そして、先生から指導された昔の学生たちも、やがて天国で先生と再会できることを感謝しています。
そして、OMFを引退してからなお、山形で開拓を手伝われた先生の歩みを良きサンプルとして、私たちは歩んで行かなくては、と思わされました。

ここあでした。